当消防組合では、平成30年4月1日からハラスメント等撲滅推進会議の要綱を定め、職場における様々なハラスメントの撲滅に向けて取り組んでいます。大人の発達障害について社会的な関心が高まっている中で、今回は、令和5年2月28日(火)に、淑徳大学総合福祉学部教育福祉学科 松浦俊弥教授を講師に迎え、「発達障害への理解と対応」について研修会を実施しました。
若年層職員を指導する立場の職員36名が対面受講し、各消防署、出張所にweb配信し、多くの職員が研修会に参加しました。
発達障害が疑われる職員が職場で起こす典型的な行動の事例等、発達障害の人に適する業務と適しない業務など、具体例を取り入れながらご講演いただきました。発達障害は外見からは判別できない障害であり、また発達障害の種類、程度、周りの環境などによって症状の現れ方が大きく異なるため、理解することが難しい障害とわかり、大変意義のある研修会となりました。
今後も発達障害について正しく理解し、それが原因となるハラスメントが発生しないよう、適切な指導を行い組織力向上に努めます。