〇議事日程 平成15年10月17日(金曜日)午後2時30分開議 日程第1 議席の指定 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 会期の決定 日程第4 副議長の選挙 日程第5 議案の上程 議案第1号から議案第3号まで一括上程 提案理由の説明 議案第1号 質疑、討論、採決 議案第2号 質疑、討論、採決 議案第3号 質疑、討論、採決 日程第6 一般質問 〇本日の会議に付した事件 1.開 会2.諸般の報告 3.議席の指定 4.会議録署名議員の指名 5.会期の決定 6.副議長の選挙 7.議案第1号から議案第3号の上程、説明 8.議案第1号の質疑、討論、採決 9.議案第2号の質疑、討論、採決 10.議案第3号の質疑、討論、採決 11.一般質問 12.閉 会 |
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質問要旨 |
1.佐倉市坂戸火災について |
〇欠席議員(なし) 〇議会事務局出席職員氏名
〇説明のため出席した者の職氏名
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◎開会及び開議の宣言 〇議長(望月清義君) ただいまの出席議員は12名であります。したがって、会議は成立いたしましたので、開会いたします。 |
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◎諸般の報告 〇議長(望月清義君) 日程に先立ちまして諸般の報告をいたします。 組合長より地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分について報告がありました。また、監査委員より地方自治法第235条の2の規定に基づく平成15年6月、7月及び8月例月出納検査結果報告書の提出がありました。それぞれお手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。 続きまして、消防長より行政報告をいたしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。 消防長、島村義明君。 (消防長 島村義明君登壇) 〇消防長(島村義明君) 消防長の島村義明でございます。 お許しをいただきまして諸般の報告を申し上げます。佐倉市坂戸で発生した産業廃棄物の火災についてでございますが、8月4日21時22分の火災覚知以来、佐倉市消防団と連携のもと消防本部の総力を挙げて消火作業に当たってまいりましたが、出火から21日目の8月25日にはそれまでの24時間体制の消火作業を終息、その後再燃の警戒に当たっておりましたが、現場の温度測定の状況等から、再燃のおそれがなくなったと判断し、8月29日に鎮火を宣言するに至りました。この間、議員の皆様には現場のご視察や対策にご尽力をいただきましたことに衷心より感謝を申し上げます。8月25日の消火活動の終息と同日付で事業主に対し佐倉消防署長名をもって再出火の防止措置について対策を講ずるように文書で指導を行いました。また、8月27日付で千葉県環境生活部産業廃棄物課長あて千葉県による関係者の指導並びに法的措置について組合長名をもってお願いをいたしました。8月29日の鎮火宣言以降も火災現場では残る木材チップや焼棄した廃材の山が依然として高い温度を保ち続けており、再出火の可能性をはらんでおります。しかし、こうした状況にもかかわらず、当組合が佐倉消防署長名で指導した事業者自身による再出火の防止策については、事業主及び関係者は8月25日の終息と同日に警察により逮捕され、その後も事業主については拘留中であることなどにより、全く行われていない状況にあります。このため、鎮火以降も一定時間ごとに消防隊による巡視と木材チップや廃材内部の温度測定を行い、再出火の防止に努めております。現在のような高い温度が続く間は、巡視体制を継続していく計画でございます。 次に、本火災の出火原因については、現在のところ調査中ではございますが、関係者の供述などから自然発火の可能性が高いものと推察されています。出火の過程を科学的に究明するため、東京消防庁消防科学研究所、独立行政法人消防研究所に担当者を出向させ、過去の出火事例や実験データなどの提供をいただきながら現在調査を進めております。去る10月15日には、当該火災現場で採取しました木材チップと関係資料を独立行政法人消防研究所に持参し、温度変化と発火の過程を探る実験を依頼してございます。 次に、類似する火災の防止策といたしまして、消防組合の火災予防条例の改正について検討を行っております。自然発火を防止するための温度監視を義務づけ、集積高さを制限、散水設備の設置、敷地内空地の義務づけ、距離制限など、消防組合の改正案を総務省消防庁に送付し、意見を伺いましたところ、先般三重県で発生したゴミ固形化燃料発電所の火災及び栃木県で発生したタイヤ工場の火災を受けて、指定可燃物の貯蔵取り扱いの基準の改正を図るための委員会を設置したので、指定可燃物であります木材チップ等についても改正が及ぶことが予想されることから、検討委員会の結果を待って改正をした方が望ましいというような助言がございました。こうしたことから、火災予防条例の改正につきましては引き続き検討していくことといたしております。 次に、消防活動に要した経費についてでございますが、今回の火災では、人件費、消耗品費、備品の破損などによる購入費など、消防組合が支出することとなる経費は概算で1,807万6,000円になります。出火した事業所が関係法令に違反して大量の廃材や木材チップを貯蔵していたことが消火活動を困難にさせ、多くの経費を必要としたことにつながったことから、消火作業に要した費用の一部を関係者に請求できないか検討いたしました。この結果、消防組織法では市町村の消防に要する費用は当該市町村が負担するとされており、民法に基づく費用償還の請求や不法行為の損害の賠償請求についてはできないとされる見解が、以前の自治省消防庁のときに消防組織法の解説の中で消防庁総務課長から示されており、こうしたことから費用の請求は現在のところ困難と思われます。なお、お手元に佐倉市坂戸産業廃棄物火災にかかわる資料を配付させていただきました。 以上で諸般の報告を終わらせていただきます。 |
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◎議席の指定 〇議長(望月清義君) 日程第1、議席の指定を行います。このたび八街市より選出されました議員の議席は、会議規則第4条第2項の規定により、議長において指定いたします。議席6番 押尾巖君、議席7番 小澤定明君、議席8番 小川邦夫君、以上のとおり議席を指定いたします。 |
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◎会議録署名議員の指名 〇議長(望月清義君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員の指名は、会議規則第73条の規定により議席6番 押尾 巖君、議席7番 小澤定明君の両名を指名いたします。 |
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◎会期の決定 〇議長(望月清義君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 おはかりいたします。今期定例会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。 |
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◎副議長の選挙 〇議長(望月清義君) 日程第4、副議長の選挙を行います。 おはかりいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 おはかりいたします。指名においては、議長により指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。副議長に押尾 巖君を指名いたします。 おはかりいたします。ただいま議長において指名いたしました押尾巖君を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました押尾巖君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました押尾巖君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 押尾巖君、ごあいさつをお願いいたします。 (6番 押尾 巖君登壇) 〇6番(押尾 巖君) ただいまご推挙をいただきまして、副議長という大役を仰せつかったわけでございます。私も消防人としては30数年の歴史を持っておりますけれども、これから議長ともども消防議会に邁進する覚悟でおりますので、皆様方のご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、あいさつにかえます。ありがとうございました。 |
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◎議案第1号から議案第3号の上程、説明 〇議長(望月清義君) 日程第5、議案を上程いたします。 おはかりいたします。議案第1号から議案第3号までの3件を一括議題とすることにご異議はありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号までの3件を一括議題といたします。 |
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〇議長(望月清義君) 提案理由の説明を求めます。 組合長、長谷川健一君。 (組合長 長谷川健一君登壇) 〇組合長(長谷川健一君) 本日ここに平成15年10月組合議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多忙中にもかかわりませず、ご出席を賜り、本議会が成立いたしましたことを厚く感謝申し上げます。 去る8月4日に発生いたしました佐倉市坂戸の産業廃棄物火災につきましては、佐倉市消防団との連携のもと、出火から25日目の8月29日に鎮火することができました。この間、議員各位には現場の視察等、深いご理解とご協力を賜りましたことを御礼申し上げます。なお、本火災の消防活動の功績に対しまして、去る11月6日に産経新聞社主催による「県民の消防員」において当消防組合と佐倉市消防団が表彰されることになりましたことをご報告申し上げます。 次に、去る8月31日に行われました八街市議会議員選挙の結果、めでたく当選され、このたび八街市議会において、押尾巖議員、小川邦夫議員、小澤定明議員が消防組合議員に選出されました。また、ただいま副議長に押尾巖議員が当選されました。心からお祝いを申し上げますとともに、今後とも消防行政充実のためご指導を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 それでは、ただいまから本定例会に提案いたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議案第1号 平成14年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額42億173万9,505円に対しまして、歳出総額は41億3,598万8,916円で、歳入歳出差引残額6,575万589円を平成15年度に繰り越しをいたしたものでございます。決算額を前年度と比較いたしますと、歳入におきましては37.1%、歳出におきましては36.6%の減少となっております。なお、本決算につきましては、去る9月24日に監査委員の審査をいただいておりますので、申し添えます。 議案第2号 平成15年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出それぞれ795万3,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ41億5,121万6,000円といたそうとするものでございます。補正の主なものといたしましては、議会費及び総務費では議員及び特別職の災害対応活動服の購入、また常備消防費では八街消防署に第2救急隊を配備したことによります救急車車庫の増築のほか、佐倉市坂戸産業廃棄物火災によります消耗品費及びホース等の補充、救急救援支援システム、携帯無線、回転粘度計等の備品購入費でございます。財源といたしましては、前年度の繰越金を充当いたそうとするものでございます。 議案第3号 水槽付消防ポンプ自動車の購入契約についてでございますが、志津南出張所に配置します水槽付消防ポンプ自動車につきまして、3,591万円をもって株式会社野口ポンプ製作所千葉営業所長中田輝男と購入契約を締結いたそうとするものでございます。 以上で本定例会に提案いたしました議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、細部につきましては担当者から説明をいたさせますので、何とぞ慎重にご審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。 |
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〇議長(望月清義君) 提案理由の細部の説明を求めます。次長、林田叔三君。 〇次長(林田叔三君) 次長の林田叔三でございます。 提案理由の細部につきまして説明をいたします。議案第1号 平成14年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 決算書の1ページをお開き願います。まず、歳入合計ですが、予算現額42億2,378万5,000円に対し、調定額、収入済額とも42億173万9,505円でした。 2ページをお願いいたします。歳出の合計ですが、予算現額42億2,378万5,000円に対し、支出済額は41億3,598万8,916円でした。平成15年度繰越明許費繰越額は2,934万7,500円で、歳入歳出差引残額は6,575万589円となっております。 詳しくは、決算書の3ページからの歳入歳出決算事項別明細書により説明いたします。まず、歳入でございますが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目常備消防費分担金、予算現額37億3,966万円で、調定額、収入済額とも37億4,490万7,000円であります。構成市町の分担金額は、佐倉市が23億5,404万5,000円で、分担割合が62.85%、八街市が10億411万6,000円で26.82%、酒々井町が3億8,674万6,000円で10.33%であります。減額補正の524万7,000円は、神門出張所庁舎改修に伴う地方債の借り入れ確定による減額、天然ガス自動車及び天然ガス充てん施設の導入に係る県補助金の採択による増額であります。 2目長期債償還分担金、予算現額1億4,154万4,000円で、調定額、収入済額とも1億4,154万2,501円であります。なお、減額補正の685万4,000円は、平成13年度消防庁舎建設及び消防緊急通信指令システム並びに消防車両整備事業債借入金の利率が当初見込みより低かったことにより減額したものであります。 2款使用料及び手数料、1項1目手数料、予算現額300万円で、調定額、収入済額とも309万5,450円であります。これは、危険物規制事務に係る許可申請手数料等であります。 続いて、4ページをお願いします。3款国庫支出金、1項1目国庫補助金、予算現額4,418万4,000円で、調定額、収入済額とも3,534万6,000円であります。これは、志津消防署、八街消防署に配置した災害対応特殊救急自動車及び八街消防署に配置した消防ポンプ自動車の更新並びに志津南出張所、酒々井消防署に配置した二相波形式の除細動器を更新したことによる国庫補助金であります。補正額の1,981万5,000円は、救急自動車2台に係る市町村消防設備整備費を補助率3分の1から緊急消防援助隊登録に伴う消防防災設備整備費の補助率2分の1に変更したことによる増額、平成14年度追加要望による角来出張所配置の高規格救急自動車及び二相波形式の除細動器2器分が採択されたことによる増額であります。なお、予算現額と収入済額との差額であります883万8,000円は平成15年度に繰り越したものであります。 4款県支出金、1項1目県補助金、予算現額1,368万1,000円で、調定額、収入済額とも同額で、これは志津消防署、八街消防署に配置した災害対応特殊救急自動車を更新したことによる県補助金であります。減額補正の552万8,000円は、消防施設強化事業補助金の補助率が3分の1から4分の1に変更されたことによる減額、天然ガス自動車の導入に係る補助金が不採択による減額になったものであります。 5款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金、予算現額3,000円、調定額、収入済額とも2,725円であります。これは、財政調整基金の預金利子であります。減額補正の29万7,000円は、預金利子の低下によるものであります。 6款寄附金、1項1目寄附金、予算現額1,000円に対し、収入はありませんでした。 7款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、予算現額5,000万円で、調定額、収入済額とも同額であります。 8款繰越金、1項1目繰越金、予算現額1億6,605万5,000円で、調定額、収入済額とも1億6,605万5,901円であります。これは前年度の繰越金で、主なものは庁舎建設工事及び人件費の剰余金等でございます。 9款諸収入、1項1目預金利子、予算現額1万2,000円で、調定額、収入済額とも1万4,389円で、これは歳計金等の預金利子であります。減額補正の18万8,000円は、預金利子の低下によるものであります。 2項1目雑入、予算現額974万5,000円で、調定額、収入済額とも1,169万4,539円であります。収入の主なものは、東関東自動車道救急業務支弁金240万8,580円、保険料、事務手数料391万9,176円、 続いて6ページをお願いします。クリーンエネルギー自動車等導入促進対策助成金284万6,000円は、天然ガス自動車2台及び充てん施設の導入に伴う助成金であります。 10款組合債、1項1目組合債、予算現額5,590万円で、調定額、収入済額とも3,540万円で、先ほども申し上げましたが、志津消防署、八街消防署配置の災害対応特殊救急自動車、八街消防署配置の消防ポンプ自動車の更新に伴う消防車両整備事業債2,910万円、神門出張所庁舎改修に係る消防庁舎建設事業債で630万円であります。補正額の1,300万円は、消防車両整備事業費で670万円、消防庁舎建設事業費で630万円の増額であります。なお、予算現額と収入済額の差額であります2,050万円は平成15年度に繰り越したものであります。 次に、7ページからの歳出について説明いたします。1款議会費、1項1目議会費、予算現額198万6,000円に対し、支出済額167万6,050円、不用額30万9,950円で、執行率は84.4%であります。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、予算現額1億1,179万8,000円に対し、支出済額1億1,166万3,115円、不用額13万4,885円で、執行率は99.9%であります。 続いて、8ページをお願いいたします。主な支出は、財政調整基金への積立金1億1,100万円であります。2項1目監査委員費、予算現額11万8,000円に対し、支出済額10万2,340円、不用額1万5,660円で、執行率は86.7%であります。 3款消防費、1項消防費、1目常備消防費、予算現額39億6,428万6,000円に対し、支出済額38億8,099万6,772円、不用額5,394万1,758円で、執行率は97.9%であります。なお、平成15年度繰越明許費繰越額2,934万7,500円は角来出張所配置の高規格救急自動車の更新によるもので、平成14年度国庫補助金の追加要望が採択されたことにより実施したもので、年度内に事業が完了できないため、翌年度に繰り越したものであります。 第1節報酬の支出済額65万5,800円は、当組合の健康管理規程に基づき選任しております産業医1名分の報酬及び救急業務運営協議会の委員の報酬であります。救急業務運営協議会は、救急業務の円滑な運営を図るため、医師会、救急告示医療機関の長、行政機関及び弁護士等で構成された協議会であります。 2節給料、3節職員手当等、4節共済費は職員372名分の人件費であります。 8節報償費の支出済額119万704円、表彰用物品購入費は、当組合の表彰規則等に基づき、災害活動に協力された方々及び成績優秀な職員に対する表彰物品の購入費であります。講師謝礼につきましては、音楽隊講師の演奏訓練時の謝礼及び職場内での職員研修時の講師に対します謝礼であります。 9節旅費の支出済額438万1,358円は、職員372名分の普通旅費と消防大学校、県消防学校、東京及び九州の救急救命士研修所等の研修、視察並びに会議等に係る特別旅費であります。 続いて、10ページをお願いいたします。11節需用費の支出済額1億1,708万1,453円の主なものを申し上げますと、消耗品費は消防本部及び署所における警防用、予防用及び事務用消耗品費であります。燃料費は、配置車両66台分の燃料、オイル並びに暖房用燃料費であります。印刷製本費は、年2回発行しております当組合の広報紙「ダイヤル119」及び各種帳票類、組合例規集、消防年報等、その他諸資料の印刷費であります。光熱水費は、消防本部及び署所の電気、ガス、水道、下水道の使用料であります。修繕料は、消防車両の車検32台、12カ月点検25台、タイヤ交換、その他の車両修繕、それから事務機器、警防用備品の修理及び庁舎施設の修繕に要した費用であります。被服費は、被服等貸与規則に基づきまして、全職員に貸与しました被服の購入費であります。救急医薬材料費は、救急隊9隊が使用する救急医薬品等の購入費であります。 12節役務費の支出済額2,828万4,718円の主なものは、通信運搬費として一般加入電話42回線、専用電話が35回線、自動車電話14台、携帯電話24台等の電話料、発信地表示システムの回線使用料及び郵便料、それから保険料としまして消防車両の車検時の自賠責保険料、自動車任意保険料及び建物損害保険料、また手数料としまして空気及び酸素ボンベの耐圧検査手数料、職員が仮眠時に使用する寝具のクリーニング代、救急救命士、潜水士、小型船舶操縦士等の免許試験登録料等であります。 13節委託料の支出済額6,494万7,726円の主なものは、給与計算の電算委託料、一般廃棄物の処理業務委託、消防庁舎清掃委託料、コピー器のパフォーマンス料、続いて12ページをお願いいたします。労働安全衛生法及び当組合の健康管理規程に基づきまして、全職員の定期健康診断料、救急救命士の病院実習委託料、はしご車の分解整備委託料は耐用年数15年から20年の中間期に1回実施する分解整備、消防無線設備の保守点検等に要した費用であります。 14節使用料及び賃借料の支出済額2,208万1,818円は、通信指令課の地域防災気象情報装置及び消防本部、署所のコピー、パソコン、ファクシミリ等の事務機器の賃借料並びにテレビの視聴料等であります。 15節工事請負費の支出済額1,687万1,274円の主なものは、神門出張所庁舎改修工事は老朽化が進んだことによる内外装建具の補修、屋根の防水工事、消防本部に設置した天然ガス自動車用の昇圧供給装置は燃料費の節減及び大気汚染対策として天然ガス自動車2台の導入によるもの、志津南出張所空調設備改修工事、志津消防署仮眠室エアコン改修工事、続いて14ページをお願いいたします。ガス給湯器取りかえ工事、八街消防署空調機取りかえ工事は老朽化による機能低下、容量不足による工事であります。 18節備品購入費の支出済額1億3,278万4,724円の主なものは、車両購入費として、志津消防署、八街消防署配置の災害対応特殊救急自動車及び八街消防署配置の消防ポンプ自動車並びに予防課、佐倉消防署配置の天然ガス自動車の更新であります。警防用備品購入については、上下型防火衣50着、消防用ホース100本、携帯無線機7台、二相波形式の除細動器5器の更新及び消防用ホース洗浄機、圧縮空気によって水を高速微粒子で放水し消火能力を高めたインパルス銃、建物内の人命検索、火点の発見に効果を発揮する熱画像直視装置の購入費であります。予防用備品購入費は、火災原因調査用機器として、揮発性有害物質の判定、放火あるいは危険物火災の判定に用いるガスクロマトグラフ、煙体験用簡易ハウス、煙を発生させるスモークマシーン等の購入費、その他庁用備品の購入費であります。 19節負担金、補助及び交付金の支出済額1,905万1,934円の主なものは、消防大学校に1名、千葉県消防学校に31名、自治専門学校に3名を研修のために派遣いたしました。これらの入校負担金、職員の福利厚生事業のための助成金、救急救命士研修所に2名を研修のために派遣した負担金等であります。 23節償還金利子及び割引料の支出済額は1億2,169万7,377円で、平成13年度庁舎建設工事の事業費が確定したことにより構成市町に返納したもので、返納額は佐倉市が9,441万2,278円、八街市が1,901万3,696円、酒々井町が827万1,403円であります。 27節公課費の支出済額242万5,300円は、自動車の重量税であります。 4款公債費、1項公債費、予算現額1億4,159万7,000円、支出済額1億4,155万669円、組合債の償還元金及び利子等であります。 続いて、16ページをお願いいたします。5款予備費、予算現額400万円で、支出はありませんでした。 次に、17ページの実質収支に関する調書でありますが、歳入総額42億173万9,505円、歳出総額41億3,598万8,916円、歳入歳出差引額6,575万589円でした。平成15年度繰越明許費繰越額は9,500円で、実質収支額は6,574万1,089円であります。 18ページ以降の財産に関する調書につきましては、記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 なお、地方自治法233条第5項の規定によります主要施策の成果の説明書を別冊にて配付させていただいております。よろしくお願いいたします。 大変失礼いたしました。8ページの消防費の支出済額について、38億8,099万6,772円というふうに読みましたが、38億8,099万6,742円に訂正をさせていただきたいと思います。 続いて、議案第2号の説明に移らせていただきます。議案第2号 平成15年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算(第2号)について説明をいたします。 補正予算書の1ページをお願いします。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ795万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ41億5,121万6,000円といたそうとするものであります。 4ページをお願いいたします。歳入につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により説明をいたします。まず、歳入についてでありますが、8款繰越金、1目繰越金は補正額795万3,000円で、補正の財源といたしましては、前年度の繰越金を充当いたそうとするものであります。 次に、歳出について説明いたします。1款議会費、1目議会費は50万5,000円の増額で、11節需用費で被服費として、火災、救急等の特異事故発生時の災害対応用として、組合議員12名分の活動服一式の購入費であります。 2款総務費、1目一般管理費は17万6,000円の増額で、被服費として、火災、救急等の特異事故発生時の災害対応用として、特別職員4名分の活動服一式の購入費であります。 3款消防費、1目常備消防費は727万2,000円の増額で、11節需用費は109万9,000円で、警防用消耗品費の主なものは佐倉市坂戸で発生した産業廃棄物火災時に破損した消防隊員の安全確保のための防じんマスク、防じん眼鏡の購入費、印刷製本費は当消防組合火災予防条例例規集の印刷製本費で、職員が事業所等の立入検査時に活用、あるいは防火管理者資格取得時の講習会資料として活用するものであります。 13節委託料11万1,000円、15節工事請負費の120万円は、八街消防署管内の救急事業の需要に対応するため、八街消防署救急車2台配置による車庫の増築工事及びこれに係る建築確認申請委託料であります。 続いて、5ページをお願いいたします。18節備品購入費は486万2,000円で、警防用備品といたしまして、佐倉市坂戸で発生した産業廃棄物火災時に破損した消防用ホース60本、ハンド拡声器3基、防火用長靴等の更新によるもの、救急救援支援システムは救急車が救急患者を医療機関に搬送する際、信号機制御によって指定された交差点を優先的に通過させるとともに、救急車の通過地点を医療機関に伝えるシステムで、車載機11式の購入費、消防用携帯無線機は災害現場での通信手段として、現場指揮本部、各消防隊長間の指揮、命令、あるいは消防隊員間の連携、伝達に要するもので、台風、特殊災害等の非常用として2基の購入費であります。 予防用備品購入費は、昨年消防法改正に伴い、違反是正の強化が図られました。危険物の違反貯蔵、不正軽油の製造事例もあり、消防法に係る違反処理の実施に当たり、第4類の危険物の性状判定に用いる機器として、恒温水槽一式及び回転粘度計一式の購入費、カメラ一式はこれらの事務処理のための証拠物品の撮影等に用いるものであります。 続いて、議案第3号をお願いいたします。本案は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の第3条の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものであります。水槽付消防ポンプ自動車の購入契約についてでありますが、志津南出張所に配置します水槽付消防ポンプ自動車につきまして、去る8月20日、当消防本部におきまして指名業者10社による競争入札を行いましたところ、予定価格に達しませんでしたので、第2回目、最低価格者であります株式会社野口ポンプ製作所千葉営業所長中田輝男と協議の結果、3,591万円で協議が成立いたしました。よって、契約金額3,591万円をもちまして、千葉市中央区椿森三丁目6番6号、株式会社野口ポンプ製作所千葉営業所長中田輝男と購入契約を締結いたそうとするものであります。なお、参考資料といたしまして、契約会社の会社概要、入札参加業者の会社概要、開札調書を添付させていただきました。 以上で提案理由の細部説明を終わらせていただきます。 |
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◎議案第1号の質疑、討論、採決 〇議長(望月清義君) 〇2番(長谷川 稔君) 〇議長(望月清義君) 〇消防長(島村義明君) 〇議長(望月清義君) 警防課長。 〇警防課長(落合謹一君) (何事か呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) 休憩 午後4時10分 再開 午後4時15分 〇議長(望月清義君) 警防課長。 〇警防課長(落合謹一君) (何事か呼ぶ者あり) 〇警防課長(落合謹一君) 〇議長(望月清義君) 予防課長。 〇予防課長(飯島 昇君) 〇議長(望月清義君) 査察調査課長。 〇査察調査課長(密本光夫君) 査察調査課長の密本光夫でございます。長谷川議員の質問についてお答えいたします。 〇議長(望月清義君) 長谷川稔君。 〇2番(長谷川 稔君) 答弁をいただいたのですけれども、もう一度お伺いしたいと思います。 〇議長(望月清義君) 消防長。 〇消防長(島村義明君) 〇議長(望月清義君) 総務課長。 〇総務課長(原口貞男君) 〇議長(望月清義君) 予防課長。 〇予防課長(飯島 昇君) 〇議長(望月清義君) 申し上げます。 休憩 午後4時30分 再開 午後4時35分 〇議長(望月清義君) 総務課長。 〇総務課長(原口貞男君) 〇議長(望月清義君) (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (起立全員) 〇議長(望月清義君) |
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◎議案第2号の質疑、討論、採決 〇議長(望月清義君) (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (起立全員) 〇議長(望月清義君) |
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◎議案第3号の質疑、討論、採決 〇議長(望月清義君) 長谷川稔君。 〇2番(長谷川 稔君) 〇議長(望月清義君) 消防長。 〇消防長(島村義明君) 〇議長(望月清義君) 長谷川稔君。 〇2番(長谷川 稔君) 〇議長(望月清義君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) (起立全員) 〇議長(望月清義君) |
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◎一般質問 〇議長(望月清義君) (何事か呼ぶ者あり) 〇議長(望月清義君) 小澤定明君。 〇7番(小沢定明君) 〇議長(望月清義君) 長谷川稔君。 (2番 長谷川 稔君登壇) 〇2番(長谷川 稔君) 〇議長(望月清義君) (組合長 長谷川健一君登壇) 〇組合長(長谷川健一君) 〇議長(望月清義君) (消防長 島村義明君登壇) 〇消防長(島村義明君) 〇議長(望月清義君) 長谷川稔君。 〇2番(長谷川 稔君) 〇議長(望月清義) 消防長。 〇消防長(島村義明君) 〇議長(望月清義君) |
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◎閉会の宣告 〇議長(望月清義君) |
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