〇議事日程　　　
平成１７年１０月１８日（火曜日）午後２時３０分開議
日程第１　議席の指定
日程第２　会議録署名議員の指名　　　　　　　　
日程第３　会期の決定　　　　　　　　　　　　　　
日程第４　副議長の選挙
日程第５　議案の上程　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 議案第１号及び議案第２号を一括上程
　 　　　　　提案理由の説明　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　議案第１号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第２号　　 質疑、討論、採決

〇本日の会議に付した事件
　　１．開会
　　２．諸般の報告
　　３．議席の指定
　　４．会議録署名議員の指名　　　　　　　　　　
　　５．会期の決定　　　　　　　　　　　　　　　
　　６．副議長の選挙
　　７．議案第１号及び議案第２号の上程、説明
　　８．議案第１号の質疑、討論、採決
　　９．議案第２号の質疑、討論、採決
　１０．閉会　　

◎開会及び開議の宣告
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後２時４９分）
〇議長（寺田一彦君）
　ただいまの出席議員は12名であります。したがって、会議は成立いたしましたので、開会いたします。

◎諸般の報告
〇議長（寺田一彦君）
　日程に先立ちまして、諸般の報告をいたします。
　監査委員より地方自治法第235条の２の規定に基づく例月出納検査結果報告書の提出がありました。お手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。

◎議席の指定
〇議長（寺田一彦君）
　日程第１、議席の指定を行います。
　このたび八街市より選出されました議員の議席は、会議規則第４条第２項の規定により、議長において指定いたします。
　議席６番、伊藤高明君、議席８番、北村新司君、以上のとおり議席を指定いたします。

◎会議録署名議員の指名
〇議長（寺田一彦君）
　日程第２、会議録署名議員の指名を行います。
　会議録署名議員の指名は、会議規則第73条の規定により　　　　議席11番　���ｱ長雄君
　議席12番　京増幸男君　の両名を指名いたします。

◎会期の決定
〇議長（寺田一彦君）
　日程第３、会期の決定を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日１日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）　ご異議なしと認めます。
　よって、会期は本日１日と決定いたします。

◎議案第１号及び議案第２号の上程、説明
〇議長（寺田一彦君）
　日程第５、議案を上程いたします。
　お諮りいたします。議案第１号及び議案第２号の２件を一括議題とすることにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　ご異議なしと認めます。
　よって、議案第１号及び議案第２号の２件を一括議題といたします。

◎提案理由の説明
〇議長（寺田一彦君）
　提案理由の説明を求めます。
　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）
　本日ここに、平成17年10月組合議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多忙中にもかかわりませずご出席を賜り、本議会が成立いたしましたことを厚く感謝申し上げます。
　さて、このたび八街市選出の押尾巖副議長及び小川邦夫議員が辞職され、新たに伊藤高明議員及び北村新司議員が選出されました。また、ただいま副議長に小澤定明議員が当選されました。心からお祝いを申し上げるとともに、今後ともご指導を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
　それでは、ただいまから本定例会に提案いたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
　議案第１号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額42億2,462万6,937円に対しまして、歳出総額は41億7,597万785円で、歳入歳出差引残額は4,865万6,152円で、このうち2,440万円を財政調整基金に繰り入れを行ったものでございます。決算額を前年度と比較いたしますと、歳入におきましては13万8,431円の増加、歳出におきましては139万3,435円の増加でございます。
　なお、本決算につきましては、去る８月24日に監査委員の審査及び意見をいただいておりますので、この意見に対処するよう努力いたします。
　議案第２号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算についてでございますが、歳入歳出それぞれ211万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億5,674万5,000円といたそうとするものでございます。歳入の補正は、繰越金を増額いたそうとするものでございます。歳出の補正は常備消防費で、主なものといたしましては、研修会等の旅費を、需用費で大規模災害用資機材の購入費及び通信指令装置のプロジェクター修理費を、備品購入費ではチェーンソーなどの購入費をそれぞれ増額いたそうとするものでございます。
　以上、本定例会に提案いたしました議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、細部につきましては担当者から説明をさせますので、何とぞ慎重にご審議の上、可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

◎提案理由の細部の説明
〇議長（寺田一彦君）
　提案理由の細部の説明を求めます。
　次長、林田叔三君。
〇次長（林田叔三君）
　次長の林田叔三でございます。提案理由の細部について説明をさせていただきます。
　議案第１号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。
　決算書の１ページをお開き願います。まず、歳入合計でございますが、予算現額42億2,427万9,000円に対し、調定額、収入済額とも42億2,462万6,937円でした。２ページをお願いします。歳出の合計ですが、予算現額42億2,427万9,000円に対し、支出済額は41億7,597万785円でした。歳入歳出差引残額は4,865万6,152円で、そのうち財政調整基金への繰入額は2,440万円であります。詳しくは決算書の３ページからの歳入歳出決算事項別明細書により説明いたします。まず、歳入でございますが、１款分担金及び負担金、１項分担金、１目常備消防費分担金、予算現額36億9,960万2,000円で、調定額、収入済額とも同額であります。減額補正の342万3,000円は、角来出張所配置の水槽付消防ポンプ自動車の更新に係る国庫補助金が不採択となったため、事業見送りによる分担金の減額であります。構成市町分担金の内訳でございますが、主要施策の成果の５ページをあわせてごらんいただきたいと思います。佐倉市が23億2,668万618円で分担割合が62.88％、八街市が９億9,862万2,790円で27.0％、酒々井町が３億7,429万8,592円で10.12％であります。決算書の３ページをお願いいたします。２目長期債償還分担金、予算現額２億5,335万9,000円で、調定額、収入済額とも２億5,335万8,664円でありました。なお、減額補正の127万1,000円は、平成15年度消防車両整備事業及び消防庁舎改修事業に係る借入金の利率が当初見込みより低かったことにより減額したものであります。２款使用料及び手数料、１項１目手数料、予算現額200万円で、調定額、収入済額とも197万3,410円であります。これは危険物規制事務に係る許可申請手数料等であります。続いて、４ページをお願いします。３款国庫支出金、１項１目国庫補助金、当初予算額2,395万6,000円、補正予算額2,395万6,000円すべてが減額でございます。これは高規格救急自動車１台及び消防ポンプ自動車３台の更新に係る消防施設整備費補助金として要望いたしましたが、すべてが不採択となったため、減額するものであります。４款県支出金、１項１目県補助金、予算現額1,171万8,000円で、調定額、収入済額とも同額であります。これは酒々井消防署に配置した高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材、神門、八街南部出張所に配置した消防ポンプ自動車を更新したことによる県補助金であります。補正額の758万5,000円は、国庫補助金を要望いたしましたが、すべてが不採択となったことにより、高規格救急自動車につきましては県補助金の補助率が６分の１から４分の１に増額、消防ポンプ自動車につきましては県補助金が要望可能となり、採択されたことにより増額となったものであります。５款財産収入、１項財産運用収入、１目利子及び配当金、予算現額3,000円、調定額、収入済額とも2,069円であります。これは財政調整基金の預金利子であります。６款寄附金、１項１目一般寄附金、予算現額1,000円に対し、収入はありませんでした。７款繰入金、１項基金繰入金、１目財政調整基金繰入金、予算現額１億30万円で、調定額、収入済額とも同額であります。８款繰越金、１項１目繰越金、予算現額4,991万1,000円で、調定額、収入済額とも4,991万1,156円であります。これは前年度の繰越金であります。９款諸収入、１項１目預金利子、予算現額5,000円で、調定額、収入済額とも6,259円で、これは歳計金等の預金利子であります。減額補正の１万5,000円は預金利子の低下によるものであります。２項１目雑入、予算現額998万円で、調定額、収入済額とも1,035万5,379円であります。収入の主なものは、東関東自動車道救急業務支弁金352万8,720円、保険事業手数料389万1,942円、全国市有物件災害共済金166万2,059円等であります。続いて、６ページをお願いします。10款組合債、１項１目組合債、予算現額9,740万円で、調定額、収入済額とも同額であります。これは先ほども申し上げましたが、酒々井消防署配置の高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材、神門、八街南部出張所配置の消防ポンプ自動車の更新による消防車両整備事業債並びに志津消防署庁舎改修工事に係る消防庁舎建設事業債であります。減額補正の3,130万円は、角来出張所配置の水槽付消防ポンプ自動車の国庫補助金が不採択となったため、事業見送り等により2,500万円の減額、消防庁舎改修事業費で630万円の減額であります。次に、７ページからの歳出について説明いたします。１款議会費、１項１目議会費、予算現額218万1,000円に対し、支出済額200万6,034円、不用額17万4,966円で、執行率は92.0％であります。補正額の22万6,000円は、被服費として災害発生時等組合議員の活動を円滑にするため、組合議員12名分の雨衣の購入による増額であります。２款総務費、１項総務管理費、１目一般管理費、予算現額6,442万3,000円に対し、支出済額6,429万1,804円、不用額13万1,196円で、執行率は99.8％であります。続いて、８ページをお願いします。主な支出は25節財政調整基金への積立金6,360万円であります。２項１目監査委員費、予算現額11万3,000円に対し、支出済額９万1,195円、不用額２万1,805円で、執行率は80.7％であります。３款消防費、１項消防費、１目常備消防費、予算現額39億132万円に対し、支出済額38億5,622万1,228円、不用額4,509万8,772円で、執行率は98.8％であります。第１節報酬の支出済額55万7,000円は、当組合の健康管理規程に基づき選任しております、産業医１名分の報酬及び個人情報保護審議会委員報酬、情報公開審議会委員報酬は、消防行政の公正性と透明性を高め、住民との信頼関係の確保を図るため、当組合の個人情報保護審議会規則及び情報公開審議会規則に基づいて選任された各委員５名分の報酬であります。２節給料、３節職員手当等、４節共済費は、全消防職員の人件費であります。８節報償費の支出済額135万6,582円は、表彰用物品購入費は当組合の表彰規則等に基づき、災害活動に協力された方々及び成績優秀な職員に対する表彰物品の購入費であります。講師謝礼につきましては、音楽隊の演奏訓練時の講師謝礼及び職場内での職員研修時の講師に対します謝礼であります。９節旅費の支出済額397万2,080円は、全消防職員の普通旅費と消防大学校、県消防学校及び救急救命士研修所等の研修、視察並びに会議等に係る特別旅費であります。続いて、10ページをお願いします。11節需用費の支出済額１億1,807万1,783円の主なものを申し上げますと、消耗品費は消防本部及び署所における警防用、予防用及び事務用消耗品費であります。燃料費は、配置車両67台分の燃料、オイル並びに暖房用燃料費であります。印刷製本費は、年２回発行しております当組合の広報紙「ダイヤル119」及び各種帳票類、組合例規集、消防年報等その他の印刷費であります。光熱水費は、消防本部及び署所の電気、ガス、水道、下水道の使用料であります。修繕料は、消防車両の車検、12カ月点検、タイヤ交換その他の車両修繕、事務用機器、警防用備品の修理及び庁舎施設の修繕に要した費用であります。被服費は、被服等貸与規則に基づきまして、全職員に貸与しました被服の購入費であります。救急医薬材料費は、救急隊10隊が使用する救急医薬品等の購入費であります。12節役務費の支出済額2,791万7,427円の主なものは、通信運搬費として、一般加入電話39回線、指令専用電話が35回線、救急車等自動車電話14台、携帯電話24台等の電話料、発信地表示システムの回線使用料及び郵便料であります。保険料としましては、消防車両の車検時の自賠責保険料、自動車の任意保険料及び建物損害保険料、手数料としましては、空気及び酸素ボンベの耐圧検査手数料、職員が仮眠時に使用する寝具のクリーニング代、救急救命士、潜水士、小型船舶操縦士等の免許試験登録料等であります。13節委託料の支出済額5,174万2,380円の主なものを申し上げます。10ページ下段の職員給与の給与計算事務委託料、11ページに入りまして、上から一般廃棄物の処理業務委託、２行目の消防庁舎の清掃委託料、５行目のコピー機のパフォーマンス料、中段の消防職員の昇任試験業務委託、下から２行目の志津消防署庁舎改修工事に係る設計監理委託料。続いて、12ページをお願いします。上から５行目の職員健康診断委託は、当組合の健康管理規程に基づき、全職員に実施する定期健康診断料、中段のダイヤル119新聞折込料は、当組合が発行する広報紙で新聞折込により管内全世帯に配布するもの、感染性産業廃棄物処理業務委託は、救急隊が応急手当の実施の際に発生する廃棄物の処理業務委託であります。13ページに入りまして、上から救急、救助関係資機材保守点検、６行目の119番通報による発信地表示システム保守点検委託料、７行目の消防無線設備の保守点検委託、８行目の消防緊急通信指令施設保守点検は、指令台、署所端末装置、自動出動指定装置、地図検索装置等年１回行う機器の保守点検及びソフトウエアの保守委託に要した費用であります。中段の電柱位置情報表示システム構築委託については、主要施策の成果の12ページをごらんいただきたいと思います。６の（１）ですが、携帯電話からの通報が年々増加し、目標物のない道路上等からの通報時、電柱に記載された番号によって、災害発生場所のさらなる的確化を図るシステムを導入したものであります。続いて、（２）地図検索装置、ベクトル地図データ更新委託は、本装置は平成13年度に整備したもので、人口、世帯数の増加等管内の情勢変化により、地図データの更新を図ったものであります。続いて、決算書の14ページお願いします。14節使用料及び賃借料の支出済額2,905万954円は、通信指令課の地域防災気象情報装置及び車両動態位置管理装置車載端末装置、消防本部、署所のコピー、パソコン、ファクシミリ等の事務用機器の賃借料並びにテレビの視聴料等であります。15節工事請負費の支出済額5,626万9,500円について、主要施策の成果の８ページをごらんいただきたいと思います。１の（１）志津消防署庁舎改修工事は、昭和58年に建築した庁舎で、老朽が進んだことにより全面改修したもので、屋根の防水対策工事、外壁の全面改修、内部については２階は間仕切りを変更し、１部屋にした事務室、会議室を設け、１階は仮眠室と倉庫を改修し、仮眠室に新たに更衣室を設ける等環境改善を図ったもの。（２）志津南出張所車庫前舗装改修工事は、舗装の表層樹脂の剥離がひどく、消防車両の運行操作上支障を来すため、浸透性コンクリート舗装の改修を行ったもの。続いて、12ページをお願いします。６の（３）衛星携帯電話購入事業は、大規模災害発生時に備え導入したもので、大規模災害発生時には携帯電話の大量使用、混雑による障害、一般加入電話回線の切断や発信規制の規制を受けることから、衛星携帯電話を導入し、消防本部から現場指揮本部あるいは関係機関への連絡体制の確保を図ったものであります。決算書14ページお願いします。18節備品購入費の支出済額１億1,057万6,042円の主なものを申し上げます。主要施策の成果の11ページをごらんください。５の（１）消防車両購入事業は、酒々井消防署配置の高規格救急自動車及び高度救命措置用資機材は、平成８年式を更新、神門出張所配置の消防ポンプ自動車は、平成３年式を更新、八街南部出張所配置の消防ポンプ自動車は平成２年式を更新、総務課配置の連絡車は平成４年式をそれぞれ老朽により更新したものであります。続いて、警防用備品購入費について、（２）空気呼吸器用空気ボンベ20本は、平成元年度に導入したものが平成16年度型式失効により更新したもの。続いて、12ページをお願いします。（３）救急用備品購入事業は、八街市の救急需要の増加に伴い、八街第２救急隊を配置しました。救急隊員の行う応急処置の充実強化を図るため、救急車積載用資機材の更新を図ったもの及び地域住民に対する応急手当の普及促進を図ることから、訓練用ダミー人形を追加配備し、効率的な普及活動の実施を図ったものであります。その他といたしましては、上下型防火衣23着、消防用ホース100本の更新を図ったものであります。決算書の14ページをお願いいたします。�B庁用備品購入費は、職員が仮眠時に使用する寝具、電気掃除機、事務用ロッカー、いす等の老朽、破損等による購入費であります。予防用備品購入費は、火災原因調査用資機材として、より正確な鑑識調査を行うため、再現実験用温度計の購入費等であります。19節負担金補助及び交付金の支出済額2,801万8,102円の主なものは、消防大学校に３名、千葉県消防学校に28名、自治専門校等に４名を研修のために派遣をいたしましたこれらの入校負担金、救急救命士研修負担金は東京研修所及び東京消防庁消防学校に３名を研修のために派遣した負担金、職員の福利厚生事業のための助成金であります。印旛地域救急業務メディカルコントロール協議会負担金は、救急業務高度化推進に伴い、消防機関と医療機関の連携強化を図るもので、内容といたしましては、１救急隊が現場からの医師の指示、指導、助言を要請できる体制。２実施した救急活動の医学的見地からの処置の適正について事後検証を行う体制。３救急隊員が医療機関において病院実習ができる体制。の３項目であります。当組合は、印旛地域７消防本部と２医療機関において、平成15年３月に協議会を設立しております。27節公課費の支出済額243万2,300円は、自動車の重量税であります。４款公債費、１項公債費、予算現額２億5,349万2,000円、支出済額２億5,336万524円は、組合債の償還元金及び利子等であります。続いて、16ページをお願いします。５款予備費、予算現額275万円で、予備費支出及び流用額の125万円についてでありますが、平成16年12月8日、東金市極楽寺で発生した建物火災に八街消防署消防隊が出動し、消火活動中消防ホースが破損したため水が噴出し、ホースを延長した道路に隣接する会社の敷地内に置かれた衣料品が水損したことによる損害賠償に充用したものであります。なお、損害賠償額については、当組合が任意保険に加入する全国市有物件災害共済会により全額がてん補されております。次に、17ページの実質収支に関する調書でありますが、歳入総額42億2,462万6,937円、歳出総額41億7,597万785円、歳入歳出差引額4,865万6,152円であります。決算額の前年度との比較につきましては、歳入については13万8,431円の増額、歳出については139万3,435円の増額であります。18ページ以降の財産に関する調書につきましては、記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。なお、地方自治法第233条第５項の規定によります主要施策の成果の説明書を別冊にて配付させていただいておりますので、よろしくお願いします。
　続いて、議案第２号をお願いいたします。平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算について説明をいたします。補正予算書の１ページをお願いします。本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ211万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億5,674万5,000円といたそうとするものであります。４ページをお願いします。細部につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により説明をいたします。まず、歳入についてでありますが、８款繰越金、１目繰越金は、補正額211万4,000円で、補正の財源といたしましては前年度の繰越金を充当いたそうとするものであります。次に、歳出について説明いたします。３款消防費、１目常備消防費は211万4,000円の増額で、９節旅費は、38万1,000円の増額で、研修会等旅費の増額で、救急救命士の処置範囲の拡大について、救急救命士法施行規則の一部が改正され、平成18年４月１日から薬剤投与の実施が認められ、これに伴う追加講習が九州研修所において行われることから、１名の受講によるもの及び千葉県消防学校における研修にかかるもので、平成17年度計画していた入校者に加え、初任科に１名、気管挿管講習に１名の追加に伴う研修等によるものであります。11節需用費は、97万5,000円で、警防用消耗品費の主なものは、当組合管内の国道において夜間交通事故等による救急事案の発生時、救急隊員の安全確保及び二次災害の防止を図ることから、救急隊の出動に加え、消防隊の支援出動について、平成17年７月から運用開始したことにより、安全管理用資機材としてＬＥＤ合図灯を購入し、各署所に配付するもの。大規模災害あるいは風水害等発生時、消防本部職員による災害現場における活動用資機材として、のこぎり、スコップ等の購入費であります。修繕料は、消防緊急通信指令施設のプロジェクターを改修するもので、本装置は平成13年度に構築したもので、経年劣化により画面中央部の変色、二重映り、ちらつき等が生じ、地図の判読等に支障を来していることから、液晶パネル、偏光板、ランプ等を改修するものであります。18節備品購入費は、47万2,000円で、警防用備品購入費は、チェーンソーは、風水害等災害現場における消防活動の充実強化を図るため、消防本部及び臼井、角来出張所に各１台を配置するものであります。予防用備品購入費は、住宅用火災警報器、ＰＲボードは、火災予防条例の改正により、住宅からの火災による被害の軽減を図ることから、平成18年６月１日より住宅に、住宅用火災警報器の設置が義務づけられたことに伴い、普及促進を図るため各署所に配置するものであります。音楽隊五線ボードは、音楽隊演奏訓練時に使用するもので、音譜を五線ボードに書き入れ、訓練を行うもので、より演奏訓練の円滑化を図るものであります。19節負担金補助及び交付金は28万6,000円の増額で、先ほども申しましたが、救急救命士の薬剤投与の実施が認められたことから、九州研修所において行われる追加講習に係る負担金及び千葉県消防学校における研修で、初任科、気管挿管講習による入校負担金であります。
　以上をもちまして提案理由の細部説明を終わらせていただきます。

◎議案第１号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第１号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について質疑に入ります。
　質疑はございますか。
　どうぞ。
〇10番（江澤眞一君）
　10番議員の江澤眞一であります。
　こちらの主要施策の成果の５ページの常備消防費分担金の負担割合ということで、ここにパーセントが示されています。この中の内容についてですけれども、人口割なのか、面積とかいろいろあろうかと思います。その辺私も細かいところがわからないので、ぜひ教えていただければと思います。もし出せなければ、後でお願いします。
〇議長（寺田一彦君）
　総務課長。
〇総務課長（原口貞男君）
　総務課長の原口貞男でございます。ただいまの江澤議員の質問にお答えいたします。基準財政需要額ですね。構成市町の基準財政需要額をもとに割り出しております。
　以上でございます。
〇10番（江澤眞一君）
　それで見ているのですか。
〇総務課長（原口貞男君）
　前年度の基準財政需要額を基準にいたしまして割り出しております。
〇議長（寺田一彦君）
　ほかにございますか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。ございますか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第１号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について採決をいたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第２号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第２号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算（第１号）について質疑に入ります。
　質疑ございますか。
　はい、どうぞ。
〇６番（伊藤高明君）
　６番、伊藤です。５ページの備品購入費の中の予防用備品購入費、この中に住宅用火災警報器、ＰＲボードとございましたけれども、18年６月からということですけれども、この辺の内容についてもう少し、新築に対してはやらなければいけないというお話をお聞きしましたけれども、もう少し詳細に、具体的にどういうふうにしなければいけないのかということをひとつお願いしたいと思います。
〇議長（寺田一彦君）
　予防課長。
〇予防課長（荻嶋樹夫君）
　予防課長の荻嶋樹夫でございます。
ただいまの伊藤議員のご質問にお答えをさせていただきます。この住宅用火災警報器の設置義務化につきましては、昨年の６月２日に消防法が改正されまして、それに基づきまして、市町村条例で新築住宅につきましては平成18年６月１日から、既存の住宅につきましては平成20年６月１日から、それぞれ一般住宅あるいは共同住宅等に住宅用火災警報器を設置しなければならないという条例が制定されたものでございます。この条例につきまして前回の７月14日の議会においてご承認をいただいております。それが施行されますと、一般住宅におきましては主に寝室でございます。それから、寝室が２階にある場合は、２階の階段の踊り場付近、それからこれは設置義務ではないのですが、努力規定といたしましては台所にも設置しなさいというような条例の内容でございます。住宅用火災警報器には２種類ございまして、単独で警報を発するものと、それから連動で発する住宅用防災警報器というものもございます。今市販されているものは住宅用火災警報器単独用が主でございます。
　以上でございます。
〇議長（寺田一彦君）
　伊藤議員どうぞ。
〇６番（伊藤高明君）
　すみません、初めてなもので勉強してなくて申しわけないですけれども、これは、火災警報器というのは大体どのくらいかかるのですか。それで、これは新築でも既存でも補助とかそういうものというのはあるのか。また、あればいいのですけれども、ない場合に検討はされておるのか、その点だけで、お願いします。
〇議長（寺田一彦君）
　予防課長。
〇予防課長（荻嶋樹夫君）
　予防課長の荻嶋樹夫でございます。ただいまの伊藤議員のご質問にお答えをさせていただきます。
　まず、住宅用火災警報器の価格の推移でございますが、最近調べたところでは、管内の主な量販店におきましては、輸入品ですと1,200円ぐらいから、日本製のいわゆる規格品と申されるものは約6,000円弱ぐらいでございます。それから補助金の関係でございますが、これは構成市町の福祉課の方にただいま折衝している段階でございますが、特に災害弱者と呼ばれる収入の少ない方、あるいは寝たきり老人の方を対象に高齢者用の生活用具給付事業という補助制度がございます。これにこの住宅用火災警報器も乗せてもらえるように今折衝中でございまして、まだ明確な回答はいただいておりません。一般の健常者の家庭には今のところ補助金の予定はございません。
　以上でございます。
〇６番（伊藤高明君）
　わかりました。
〇議長（寺田一彦君）
　ほかにございますか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　それでは、質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第２号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算（第１号）について採決をいたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎閉会の宣告
〇議長（寺田一彦君）
　以上をもちまして、平成17年10月佐倉市八街市酒々井町消防組合議会定例会を閉会いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後３時３９分）