〇議事日程　　　

平成１７年２月１７日（木曜日）午後１時３０分開議
日程第１　会議録署名議員の指名　　　　　　　　
日程第２　会期の決定　　　　　　　　　　　　　　
日程第３　議案の上程　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 議案第１号から議案第８号まで一括上程
　 　　　　　提案理由の説明　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　議案第１号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第２号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第３号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第４号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第５号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第６号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第７号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第８号　　 質疑、討論、採決
日程第４　一般質問
　 　　　　　
〇本日の会議に付した事件
　　１．開 　会　　　　　　　　　　　　　　　　
　　２．諸般の報告　　　　　　　　　　　　　　　
　　３．会議録署名議員の指名　　　　　　　　　　
　　４．会期の決定　　　　　　　　　　　　　　　
　　５．議案第１号から議案第８号の上程、説明
　　６．議案第１号の質疑、討論、採決
　　７．議案第２号の質疑、討論、採決
　　８．議案第３号の質疑、討論、採決
　　９．議案第４号の質疑、討論、採決
　１０．議案第５号の質疑、討論、採決
　１１．議案第６号の質疑、討論、採決
　１２．議案第７号の質疑、討論、採決
　１３．議案第８号の質疑、討論、採決
　１４．一般質問
　１５．閉 　会　　

◎開会及び開議の宣告
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後１時３０分）
〇議長（望月清義君）
　ただいまの出席議員は11名であります。したがって、平成１７年２月佐倉市八街市酒々井町消防組合議会定例会は成立いたしましたので開会いたします。

◎諸般の報告
○議長（望月清義君）
　日程に先立ちまして諸般の報告をいたします。
　監査委員より平成16年度の現金出納検査結果報告書の提出がありました。その写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
　続きまして、消防長より行政報告をいたしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。
　消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）　消防長の島村義明でございます。お許しをいただきまして、諸般の報告を申し上げます。
　初めに、火災の発生状況についてでございます。お手元に資料を配付させていただいておりますが、平成16年１月１日から同年12月末日までの組合全体の火災発生件数は延べ141件で、前年と比較して28件、24.8％の増加でございます。前年の平成15年と比較しますと大幅な増加となっていますが、平成15年を除きここ数年間は140件前後の発生件数を推移していましたので、ほぼ例年と同様の発生件数であると言うことができます。火災種別では、建物火災が73件で全体の51.8％を占めており、前年と比較しますと４件の減少、林野火災は７件で４件の増加、車両火災は11件で３件の減少、その他火災、これは枯れ草、廃材、廃車車両やごみなどが燃える火災を言いますが、50件で31件の増加となっています。構成市町別の件数及び対前年比は、佐倉市が86件で29件の増加、八街市は47件で２件の減少、酒々井町は８件で１件の増加となっています。人口１万人当たりの出火件数は組合全体では5.2件、構成市町別では佐倉市が4.9件、八街市が6.2件、酒々井町が3.8件となっています。火災による損害額は３億4,734万5,000円で、前年と比較しますと3,141万8,000円増加しています。火災による死者は４人、負傷者は16人でございます。出火原因別発生状況は、放火、これは放火の疑いを含みますが、47件で最も多く、続いてたき火15件、コンロ14件、たばこ12件の順となっています。消防本部といたしましては春・秋の全国火災予防運動や自治会、町内会の防火指導及び事業所に対します立入検査等を通じて火災予防思想の普及に一層努めてまいります。
　次に、救急活動状況について申し上げます。そちらのお手元に資料を配付させていただきましたが、平成16年１月１日から同年12月末日までの組合全体の救急活動状況は、出場件数が9,907件、搬送人員は9,387人でございます。これを前年と比較しますと出場件数で608件、6.5％、搬送人員で612人、7.0％それぞれ増加をしています。１日平均にしますと約27件の出場で、これは管内の住民約29.5人に１人が救急車で運ばれた計算になります。構成市町別では、佐倉市が6,062件、これは全体の61.2％、八街市3,023件、30.5％、酒々井町が822件、8.3％となっています。救急事故種別は、急病が最も多く5,726件、これは全体の57.79％です。交通事故が1,481件、14.95％、一般負傷1,179件、11.9％、転院搬送、これは病院から病院への搬送を言いますが、824件、8.32％の順で続いています。このうちドクターヘリと連携した救急活動は166件で、前年と比較しますと40件の増加となっています。構成市町別ドクターヘリ活動状況は、佐倉市が91件、八街市61件、酒々井町14件となっています。このように救急出場件数は毎年大幅の増加の傾向を示していますが、軽症が全体の49.2％を示していることから、消防本部といたしましては救急車の正しい利用方法についてさらにＰＲに努めてまいります。　次に、今年度事業であります志津消防署の庁舎改修工事でございますが、佐倉市上志津５の14の６番地の株式会社ナカムラと工事請負契約を締結し、昨年の９月14日から改修工事を行ってまいりましたが、改修工事がこのたび完了し、今月９日に完成検査を行いました。今回の改修工事では外壁や屋根防水などの経年劣化に対する改修をはじめ、間仕切りの変更による事務室、仮眠室のスペースの拡充、内装、浴室、トイレ等の全面改修、回転式の防火衣掛けの設置などにより、勤務環境の改善を図ることができました。
　次に、佐倉市坂戸の産業廃棄物火災現場のその後の状況についてでございますが、昨年７月30日に開始された千葉県産業廃棄物課による行政代執行は、本年１月末日までで約１万4,300立方メートルの搬出を終え、現場の温度変化は安定した状況を保っています。これにより搬出予定数量の約45％が搬出を終えたことになります。今後も千葉県産業廃棄物課と連携しながら再出火の防止に努めてまいります。
　次に、気管挿管ができる救命士の育成についてでございますが、現在２名の救急救命士が資格を取得し、実務についていますが、３月にはさらに１名が千葉県救急業務高度化推進協議会長から気管挿管実習修了書の交付を受けられる予定であります。また、現在１名が日本医科大学附属千葉北総病院で30症例の実技研修を受けています。組合管内では挿管を行った実例はまだございませんが、今後も印旛郡市メディカルコントロール協議会や病院との調整を図りながら資格者の育成を図ってまいります。
　以上で諸般の報告を終わらせていただきます。

◎会議録署名議員の指名
〇議長（望月清義君）
　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　会議録署名議員の指名は、会議規則第73条の規定により　議席７番　小澤定明君、議席８番　小川邦夫君の両名を指名いたします。

◎会期の決定
〇議長（望月清義君）
　日程第２、会期の決定を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日１日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）
　ご異議なしと認めます。
　よって、会期は本日１日と決定いたしました。

◎議案第１号から議案第８号の上程、説明
〇議長（望月清義君）日程第３、議案を上程いたします。
　お諮りいたします。議案第１号から議案第８号までの８件を一括議題とすることにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　ご異議なしと認めます。
　したがって、議案第１号から議案第８号までの８件を一括議題といたします。

◎提案理由の説明
〇議長（望月清義君）
　提案理由の説明を求めます。
　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）
　本日平成17年２月組合議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多忙にもかかわりませず出席を賜り、本議会が成立いたしましたことを厚く感謝申し上げる次第でございます。
　それでは、ただいまから本定例会に提案をいたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
　議案第１号　専決処分の承認を求めることについてでございますが、本案は、去る平成16年12月８日、東金市の八街市との境界付近で発生した火災の消火作業中に消防用ホースが破損し、八街市八街字笹引へ214番地９、エムティエス・インターナショナル株式会社代表取締役、佐久間健志氏の商品を水損したことによる損害賠償額の決定について、急施を要するものと認め、平成17年１月21日付で専決処分をいたしたもので、議会の承認を求めようとするものでございます。
　議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてでございますが、平成16年法律第85号により地方公務員法第58条の２として新たに人事行政の運営等の状況の公表に関する規定が、平成17年４月１日から施行されることにより、これを条例により定めることとなったため、本条例を制定し、人事行政の運営等の状況を公表いたそうとするものでございます。
　議案第３号　職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、育児・介護を行う職員の福祉の増進及び公務能率の向上のため、これらの職員から請求があり、公務の運営に支障がある場合を除き、早出遅出勤務を適用するための改正をいたそうとするものでございます。
　議案第４号　佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、総務事務次官からの調整手当の是正通知による指導等に従って、調整手当の支給割合の引き下げをいたそうとするものでございます。
　議案第５号　佐倉市八街市酒々井町消防組合財政調整基金設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、地方自治法第233条の２ただし書きにより、歳計剰余金の全部または一部を翌年度に繰り越さず財政調整基金に編入するための措置にかかる改正をいたそうとするものでございます。
　議案第６号　佐倉市八街市酒々井町消防組合手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、平成15年に発生した十勝沖地震に伴う浮き屋根を有する屋外タンク貯蔵所の火災事故を踏まえ、危険物の規制に関する規則及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令が一部改正されたことに伴い、浮き屋根を有する屋外タンク貯蔵所に関する事項を加えるための改正をいたそうとするものでございます。
　議案第７号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算についてでございますが、歳入歳出それぞれ3,899万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を42億2,427万9,000円といたそうとするものでございます。歳入の補正の主なものといたしましては、国庫補助金及び組合債を減額し、県補助金、繰越金及び雑入を増額いたそうとするものでございます。歳出の補正の主なものといたしましては、総務費で積立金の増額、常備消防費では職員の欠員等による給料及び手数料の減額、志津消防署庁舎改修工事の事業費の確定に伴う減額を、さらに備品購入費で消防車両の事業費の確定に伴う減額及び新規採用職員の放火衣購入費を増額いたそうとするものでございます。
　議案第８号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計予算についてでございますが、地方財政が非常に厳しい状況のもとにありますので、歳出予算の削減に努め、歳入歳出の予算の総額を42億5,463万1,000円といたそうとするものでございます。前年度に比べ0.7％、3,088万2,000円の増でございます。歳入の主なものといたしましては、構成市町からの分担金及び負担金で40億762万6,000円、財政調整基金からの繰入金は１億1,000万円及び組合債が１億2,800万円等でございます。歳出では、前年度と比べ議会費が18.5％、36万1,000円の増、総務費は10.5％、９万1,000円の減、消防費は１％、3,906万1,000円の減、公債費は27.3％、6,967万3,000円の増となっております。主な事業といたしましては、庁舎関係で神門出張所の車庫新設工事を、車両関係では角来出張所の水槽付消防ポンプ自動車、志津南出張所の消防ポンプ自動車、佐倉消防署の空気充てん車、志津南出張所の高規格救急自動車、警防課の消防貨物車をそれぞれ更新予定でございます。その他といたしまして、携帯電話からの119番直接受信システムの導入及び自動体外式除細動器の救急支援隊への配備等を予定しております。
　以上、本定例会に提案いたしました議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、細部につきましては担当者から説明をいたそうとするもので、何とぞ慎重にご審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。

◎提案理由の細部の説明
〇議長（望月清義君）
　提案理由の細部の説明を求めます。
　次長、林田叔三君。
〇次長（林田叔三君）
　次長の林田叔三でございます。提案理由の細部について説明をいたします。
　議案第１号でありますが、専決処分の承認を求めることについてであります。本案は、平成16年12月８日東金市極楽寺で発生した建物火災について、八街消防署消防隊が出動し、消火活動中消防ホースが破損したため、水が噴出し、エムティエス・インターナショナル株式会社、敷地内に置かれました衣料品が水損したことによる損害賠償についてであります。本件は、東金市極楽寺で発生した建物火災について、当消防組合通信指令室に、119番通報により、管轄外の火災でありましたが、千葉県広域消防相互応援協定に基づき、八街消防署消防隊３隊、救急隊１隊、八街南部出張所消防隊２隊及び佐倉消防署救助隊１隊が出動しました。このたびの事故の当事者である第２小隊は、第１小隊に中継送水するため、八街市八街字笹引へ214番地９、エムティエス・インターナショナル株式会社の防火水槽に水利部署し、南側の道路をホース延長し、第１小隊の水槽車に中継送水中、エムティエス・インターナショナル株式会社前の道路を延長した消防ホースが、通行する車両の踏みつけにより、無理な力が加わり破損したため、破損箇所から水が噴出し、敷地内に置かれた衣料品が水損したもので、水損した衣料品のプレス仕上げ直し、外装袋の入れかえ等の作業料金、小ケース等の資材代金を賠償するものであります。なお、損害額の124万2,294円につきましては、当組合が任意保険に加入する全国市有物件災害共済会により、全額がてん補されます。
　続いて、議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合人事行政の運営の状況の公表に関する条例の制定についてでありますが、平成16年法律第85号により地方公務員法が改正され、第58条の２といたしまして、人事行政の運営等の状況の公表に関する規定が定められ、平成17年４月１日から施行されることとなりました。この改正は、人事行政の運営等の状況の公表に関しまして、条例で定めることと規定されたものでありますが、この改正を受けまして、当消防組合におきましても人事行政の運営等の状況の公表について条例を制定しようとするものであります。制定しようとします条例の内容といたしましては、第１条におきましては制定の趣旨を規定しております。第２条及び第３条につきましては、人事行政の運営等の状況の報告についての規定であります。第２条では、消防長から組合長に対する人事行政の運営に関する状況等の報告する期限を、毎年12月末までと定めるものであります。第３条につきましては、消防長が第２条の規定により、報告しなければならない事項といたしまして、職員の人事等にかかわる第１号から第８号までの事項と規定するものであります。第４条及び第５条は、千葉県市町村公平委員会における人事行政運営に関する状況について、組合長に報告しなければならない事項に関し規定するものであります。第４条は、千葉県市町村公平委員会から組合長に対する前年度の業務の状況について報告する期限を、毎年９月末日までと定めるものであります。第５条は、千葉県市町村公平委員会が第４条の規定により報告しなければならない事項といたしまして、職員の人事等にかかわる業務の状況について、第１号及び第２号の事項と規定するものであります。第６条及び第７条は、人事行政の運営に関する状況等の公表について規定するものであります。第６条は、公表の時期を規定したものであります。組合長が第２条の規定による報告を受けたときは、毎年３月末日までにその概要を公表すると規定するものであります。第７条は、公表の方法について規定するものでありますが、第１号から第３号までの方法により公表するものであります。第８条は、委任規定であります。条例の施行について必要な事項は組合長が定めることとしております。なお、条例の施行日は、附則によりまして平成17年４月１日からといたそうとするものであります。
　続いて、議案第３号　職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。改正の内容につきましては、第８条の２を繰り下げ、第８条の３とし、字句の整理を行い、新たに第８条の２として、育児及び介護を行う職員の福祉の増進、公務能率の向上のため、これらの職員から請求があった場合に、公務の運営に支障がある場合を除き、正規の勤務時間以外の早出遅出勤務に、勤務時間の割り振りを行うことができるものと規定するものであります。なお、施行期日につきましては、平成17年４月１日としようとするものであります。
　続いて議案第４号　佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、調整手当の引き下げを行おうとするものであります。地方公共団体における職員の給与は、地方行財政の状況並びに人事委員会の給与に関する報告及び勧告を踏まえ、地域の民間給与の状況を反映しつつ規定しております。長引く景気不況により地方公共団体の財政状況は危機的な状況にあります。また、平成16年９月１日付総務省事務次官から、地方公務員の給与改定に関する取り扱いについて、調整手当の是正通知がなされました。さらには、構成市町の財政状況等を踏まえつつ、当組合職員の調整手当の引き下げを行おうとするもので、給与に関する条例第10条に規定する調整手当の支給割合を100分の10から100分の８に改正いたそうとするものであります。なお、施行期日につきましては、平成17年４月１日から施行いたそうとするものであります。
　議案第５号　佐倉市八街市酒々井町消防組合財政調整基金設置条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本案は、各会計年度において決算剰余金を生じた場合、当該剰余金を財政調整基金への積み立てに関する方法についての改正であります。改正内容でありますが、財政調整基金への積み立てにつきましては、当組合財政調整基金設置条例第３条第１項に規定されておりますが、各会計年度において歳入歳出の決算剰余金を生じた場合、地方自治法第233条の２のただし書きにより、当該剰余金の全部または一部を翌年度に繰り越さないで、財政調整基金に編入することができるよう当組合財政調整基金設置条例第３条に第２項として加える改正をしようとするものであります。なお、施行期日につきましては、平成17年４月１日から施行いたそうとするものであります。
　続いて、議案第６号  佐倉市八街市酒々井町消防組合手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、平成15年９月に発生した北海道十勝沖地震に伴う浮き屋根を有する屋外タンク貯蔵所の火災事故を踏まえ、かかる事故の再発防止を図るべく、危険物の規制に関する規則が改正されました。この改正に伴い浮き屋根を有する屋外タンク貯蔵所の設置等の許可申請に係る審査事務が加えられたことから、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部が改正されました。この趣旨を受けまして当組合の手数料条例の一部を改正いたそうとするものであります。改正内容でありますが、危険物の製造所、貯蔵所、取扱所の設置の許可申請手数料については別表に規定されておりますが、今回の改正は、浮き屋根を有する屋外タンク貯蔵所の技術基準が新設、改正されたことから、別表のニの条項中及び新たにホとして浮き屋根を有する特定屋外タンク貯蔵所に関する事項を加え、これにかかる手数料については危険物の貯蔵、取扱数量に応じて第１号から第８号までに規定しようとするものであります。なお、施行期日といたしましては、平成17年４月１日から施行いたそうとするものであります。
　続きまして、議案第７号　平成16年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算について説明いたします。補正予算書の１ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,899万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億2,427万9,000円といたそうとするものであります。補正の内容につきましては５ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により説明いたします。まず歳入でありますが、３款国庫支出金、１目国庫補助金の補正額は1,756万5,000円の減額で、これは酒々井消防署に配置する高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材、神門、八街南部出張所に配置する消防ポンプ自動車に係る消防施設整備費補助金として申請いたしましたが、すべてが不採択となったため減額するものであります。４款県支出金、１目県補助金の補正額は758万5,000円の増額で、それは酒々井消防署に配置する高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材、神門、八街南部出張所に配置する消防ポンプ自動車に係る消防施設強化事業補助金で、補助額の確定等により増額するものであります。８款繰越金、１目繰越金の補正額は4,649万2,000円で、これは前年度の繰越金であります。補正額の主なものといたしましては、給与改定及び欠員等による人件費の剰余分であります。９款諸収入、１目預金利子は、補正額１万5,000円の減額で、歳計金の預金利子の減額によるものであります。２項１目雑入は、補正額300万円の増額で、増額の主なものは12月８日東金市で発生した建物火災に出動中、消火活動に使用したホースが破損し水が噴出し、道路に隣接する会社の敷地内に置かれた衣料品が水損したため、これにかかる損害賠償について全国市有物件災害共済会からてん補される保険金及び職員が個人で加入している保険会社から支払われる給与天引き事務手数料等による増額であります。10款組合債、１目組合債は、補正額50万円の減額で、これは消防車両の整備事業及び志津消防署庁舎の改修事業による組合債で、事業費の確定等による減額であります。次に、７ページからの歳出について説明いたします。２款総務費、１目一般管理費の補正額6,359万7,000円は、前年度の繰越金及び職員の欠員等による人件費の剰余分を財政調整基金へ積み立てようとするものであります。３款消防費、１項消防費、１目常備消防費は2,460万円の減額であります。内訳といたしましては、２節給料で2,200万円、３節職員手当で28万4,000円の減額で、これにつきましては職員数３名の欠員等によるものであります。12節役務費は13万3,000円の増額で、これは自動車リサイクル手数料として使用済み自動車のリサイクル等の適正処理を図るため自動車リサイクル法が平成17年１月１日付で施行されたことから、これに係る対象車両13台分の手数料であります。15節工事請負費は201万5,000円の減額で、これは志津消防署庁舎を老朽等により全面改修したもので、事業費の確定による減額であります。18節備品購入費は43万4,000円の減額で、車両購入費は高規格救急自動車１台、消防ポンプ自動車２台の購入事業で、事業費の確定による減額であります。警防用備品購入費は99万6,000円の増額で、これは平成17年度消防職員採用予定者７名にかかる防火衣７式の購入費であります。３ページにお戻り願います。第２表地方債の補正についてでありますが、消防車両整備事業及び消防庁舎改修事業にかかわる地方債の限度額、利率について定めたもので、消防車両整備事業では国庫補助金の不採択等により限度額の変更、並びに志津消防署庁舎改修工事については一部起債の対象外となったため、確定後の限度額の補正を行おうとするものであります。
　続いて、議案第８号をお願いいたします。平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計予算について説明いたします。予算書の１ページをお願いいたします。平成17年度一般会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億5,463万1,000円といたそうとするもので、これは対前年度比0.7％の増額となっております。平成17年度予算の細部につきましては、４ページからの一般会計歳入歳出予算事項別明細書により説明いたします。５ページ、歳入について説明いたします。なお、構成市町分担金分担割合につきましては、平成17年度一般会計予算書の３ページに記載されておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。１款分担金及び負担金、１項分担金、１目常備消防費分担金は36億8,331万8,000円で、対前年度比0.5％の減額であります。構成市町別の分担額は、佐倉市が23億1,460万円で分担率は62.83％、八街市が９億9,864万5,000円で27.12％、酒々井町が３億7,007万3,000円で10.05％であります。２目長期債償還分担金は３億2,430万8,000円で、対前年度比27.4％の増額であります。増額の事由といたしましては、新庁舎建設事業及び消防車両整備事業に係る元金償還の発生によるものであります。構成市町別の分担額は、佐倉市が２億4,847万7,000円、八街市が5,315万5,000円、酒々井町が2,267万6,000円であります。２款使用料及び手数料、１目手数料は200万円で前年と同額で、これは危険物施設の許認可申請にかかる手数料等であります。３款国庫支出金、１目国庫補助金は1,000円で、平成17年度については常備消防に係る市町村消防設備整備費補助金が対象から除外されたことから設目のみとしております。６ページをお願いいたします。４款県支出金、１目県補助金は1,000円で、国庫補助金同様に消防施設強化事業の補助金が対象から除外されたことから設目のみとしております。５款財産収入、１目利子及び配当金は1,000円で、これは財政調整基金の預金利子であります。６款寄附金、１目一般寄附金は1,000円であります。７款繰入金、１目財政調整基金繰入金の１億1,000万円は財政調整基金からの繰入金であります。８款繰越金、１目繰越金は1,000円であります。９款諸収入、１目預金利子の1,000円は歳計金等の預金利子であります。２項１目雑入は699万9,000円で、東関東自動車道の救急業務に対して日本道路公団から当組合に支払われる支弁金及び職員が個人で加入しています保険会社から支払われる給料天引き事務手数料であります。10款組合債の１億2,800万円は、当組合の整備計画に基づき平成17年度に計画しております角来出張所に配置する水槽付消防ポンプ自動車、志津南出張所に配置する消防ポンプ自動車及び高規格救急自動車、佐倉消防署に配置する空気充てん車更新に係る消防車両整備事業債であります。次に、８ページからの歳出について説明いたします。１款１目議会費の231万6,000円は、議員報酬及び議会運営に係る費用で、対前年度比18.5％の増となっており、増加の理由といたしましては被服費で、平成17年度改選を予定しております佐倉市及び八街市議会選出議員６名の被服等の購入にかかる増額であります。９ページに移りまして、２款総務費は77万8,000円で、対前年度比10.5％の減となっており、交際費及び特別旅費の減額であります。１項１目一般管理費の66万7,000円は、特別職４名分の給料及び組合運営に要する経費であります。２項１目監査委員費の11万1,000円は、監査委員２名分の報酬及び監査事務に要する経費であります。次に、10ページをお願いいたします。３款１項消防費、１目常備消防費は39億2,310万1,000円で、常備消防の運営に要する経費で、対前年度比1.0％の減額となっております。減額の主な理由といたしましては、職員手当で調整手当等人件費の引き下げを図ったこと及び庁舎改修工事等普通建設事業費の減によるものであります。１節報酬の73万7,000円は、当組合の健康管理規程に基づく産業医１名分及び個人情報保護委員、情報公開審査委員各３名分並びに審議会委員各５名分の報酬であります。２節給料、３節職員手当等、４節共済費などは職員372名分の人件費で、人件費の総額は34億8,700万4,000円で、常備消防費の88.9％を占めております。８節報償費の78万1,000円は、人命救助や消火協力者、優良消防職団員及び医療機関等の表彰に要する経費、職員の定期研修及び音楽隊の演奏訓練時の講師等に対する謝礼であります。９節旅費の518万2,000円は、職員372名分の普通旅費と消防大学校、県消防学校、救急救命士研修所等の研修及び視察、会議等に係る特別旅費であります。10節は消防長交際費で、対前年度比2.8％の減額であります。11節需用費は１億1,470万4,000円で、そのうち消耗品費の1,421万1,000円は、消防本部及び各署所の事務用、庁用、予防用、警防用、自動車用の消耗品及び新聞、雑誌、図書等の購入に要する経費であります。燃料費の1,275万2,000円は、消防車両等67台分の燃料、オイル及び暖房用燃料並びに非常用発電機の燃料に要する経費であります。印刷製本費の422万1,000円は、年２回発行し、各世帯に配付しております当組合の広報紙ダイヤル119及び防火ポスター、各種帳票類及び組合例規集、消防年報、火災原因調査等に用いる写真現像料、その他の印刷にかかわる経費であります。光熱水費の4,463万4,000円は、消防本部及び各署所の電気、ガス、水道、下水道の使用料であります。修繕料の1,508万7,000円は、消防車両の車検40台、12カ月点検27台、タイヤ交換、その他の車両修繕、事務用機器、警防用備品、通信指令設備の修繕及び庁舎施設の修繕に要する経費であります。被服費の1,760万円は、被服の貸与規則に基づき全職員に貸与する被服等の購入費でありますが、平成17年度につきましては１人当たりの被服費の削減を図るとともに、日勤の管理職員については、基本的に被服の貸与を見送ることとしております。救急医薬材料費の574万2,000円は、救急隊10隊が救急活動に使用する医薬品及び隊員の安全管理のための感染防止衣の購入費であります。12節役務費の3,298万5,000円は、そのうち通信運搬費の2,650万5,000円は、一般加入電話39回線、指令専用線35回線及び消防車両等の自動車電話14台、携帯電話24台の使用料、聾唖者用メール利用料、発信地表示システム回線使用料並びに郵便料であります。保険料の216万8,000円は、消防車両の車検時の自賠責保険料、自動車任意保険料及び建物損害保険料であります。手数料の431万2,000円は、空気及び酸素ボンベの耐圧検査手数料、職員が仮眠時に使用する寝具等の乾燥及びクリーニング代、救急救命士、潜水士の免許試験登録料等であります。13節委託料の6,410万2,000円の主なものは、給与計算事務の電算委託、消防本部庁舎清掃委託、12ページをお願いいたします。電気設備の保安点検、消防本部及び各署所の非常用発電機保守点検委託、コピー、パソコン、印刷機等事務機器の保守管理委託、労働安全衛生法及び当組合の健康管理規程に基づく職員全員の定期健康診断料、13ページに移りまして、救急隊員が応急処置に使用した感染性産業廃棄物処理業務委託、救急用機材保守点検委託は、監視モニター、除細動器の保守点検、消防隊員が災害現場において消防活動に着装する空気呼吸器の保守点検、消防緊急通信指令室保守点検は、指令台、署所端末装置、自動出動指定装置、地図検索装置等年１回行う機器の保守点検及びソフトウエアの保守委託、消防無線設備の保守点検、車両動態位置管理装置地図データ入れかえ委託は、本装置は平成13年度に整備したもので、人口、世帯数の増加等管内の情勢変化のための地図データの更新を行うものであります。携帯119番直接受信方式指令台引き込み工事委託は、携帯電話からの119番通報については、千葉県内６ブロックの代表消防本部が受け付けし、当該消防本部に転送する方式により運用しておりますが、携帯電話からの119番通報の割合も年々増加傾向にあり、区域内からの通報に係る受付、転送のための時間の遅延等さまざまな問題が発生しております。今後一層増加が想定される携帯電話からの119番通報に係る受信等を円滑にするため、当該消防本部に直接受信するシステムの導入について、千葉県下一斉に実施するものであります。14ページをお願いいたします。14節の使用料及び賃借料の2,936万7,000円の主なものは、消防本部及び署所のパソコン、コピー、ファクス、印刷機等の事務機器、消防車両に積載する車両動態位置管理装置の賃借料並びにテレビの視聴料等であります。15節工事請負費の128万8,000円は、神門出張所車庫の新設及びコンクリート舗装工事は、神門出張所庁舎は昭和54年に建築したもので、その間消防車両等の更新により年々大型化されてきていることから、車庫が狭隘となり車両１台が屋外に置かれていることから、車両１台分を新設するものであります。16節原材料費は1,000円であります。18節備品購入費は１億6,502万5,000円でありますが、一般会計予算資料の４ページをあわせてごらんいただきたいと思います。車両購入費の１億4,477万4,000円は、千葉県ディーゼル自動車排出ガスの抑制に関する条例及び当組合の更新計画に基づいて更新するもので、角来出張所に配置する水槽付消防ポンプ自動車は平成３年式を更新、志津南出張所に配置する消防ポンプ自動車は平成４年式を、高規格救急自動車は平成９年式を更新、佐倉消防署に配置する空気充てん車は平成２年式を更新、警防課に配置する貨物車は昭和59年式を更新による購入費であります。警防用備品購入費の1,755万1,000円の主なものは、消防用ホース80本は耐用年数約15年で毎年度計画により更新、空気呼吸器用ボンベは、耐用年数15年で型式失効により10本の更新であります。自動体外式除細動器は、平成16年７月１日から非医療従事者及び一定講習を終了した消防吏員に対する自動体外式除細動器の使用が認められ、当組合職員は県消防学校入校中の者を除き全職員が講習を終了しております。救急需要は年々増加傾向にあり、救急車が出動中、同管轄内において救急事案が発生する率も年々増加しております。このことから当組合は消防隊による救急支援を実施し、救急車が現場到着するまでの間、救急支援隊により自動体外式除細動器による応急措置を実施するため各署所に配置するものであります。二相波式除細動器は、八街消防署管内の救急需要の増加に伴い八街第２救急隊を運用しております。現在救急車に設置されている除細動器は、単相波式のものでありますが、より低電圧で人体に与える影響が軽減された二相波式除細動器に更新を図ろうとするものであります。庁用備品購入費の252万7,000円は、職員が仮眠時に使用する寝具、事務用ロッカー、いす等、その他庁用備品の老朽、破損等による更新であります。19節負担金補助及び交付金の2,850万1,000円の主なものは、消防大学校７名、県消防学校33名の研修に要する負担金、印旛地域救急業務メディカルコントロール協議会負担金は、救急業務の高度化推進に伴い消防機関と医療機関の連携の強化を図るもので、当組合は印旛地域７消防本部と２医療機関において、平成15年３月18日に協議会を設立したものであります。救急救命士研修負担金は、東京研修所等に３名の研修にかかる負担金、その他自治専門校等の研修並びに職員の福利厚生事業のための助成金等であります。27節公課費の248万8,000円は、消防車両等46台分の自動車重量税であります。４款公債費は３億2,443万6,000円で、消防施設整備に係る組合債の償還元金、利子及び手数料であります。５款予備費は400万円であります。なお、16ページ以降につきましては給料費明細書等で、記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。３ページの方にお戻り願います。第２表の債務負担行為につきましては、事務用機器の賃借についての平成17年度からの債務負担行為を行う期間、限度額を定めようとするものであります。第３表の地方債につきましては、消防車両整備事業に係る組合債を起こすための限度額、利率等を定めようとするものであります。
　以上で提案理由の細部説明を終わらせていただきます。

◎議案第１号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第１号　専決処分の承認を求めることについて質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）  ２番の長谷川でございます。今説明するので言われたとおりですが、これはホースを踏まれたということですけれども、ホースというのは耐用年数というのはどのくらい、今の説明の中で15年という言葉をちらっと聞いたのですけれども、ホースというのはこういうふうになるというのは何トンぐらいの重さがのっかるとホースというのはやぶけるものか。それともう一つ、このホースというのはもうこれは耐用年数に限りなく、平成２年からなのですよね、購入したのは。そういうわけで、弱かったからこういうふうになったのか、ちょっと教えていただきたい。
〇議長（望月清義君）　消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）  消防長の島村義明でございます。まずホースの耐用年数でございますが、検定協会あるいはメーカー等では７年というようなことを言っております。しかしながら実際問題７年で耐用年数としているところの消防本部はございません。ということはもっともっと、使用方法にもよりますけれども、実際には傷んだときに交換していくというようなやり方が一般的でございます。そして耐用年数の目安としては、私どものところはおおむね10年程度は使えるものとして考えております。それから、何トンぐらいの車両が踏んだかということでございますが、今のところ確定してはいませんが、恐らく２カ所ホース破損している状況を見ますと、まずハンドルを切って、さらにホースをまたいで、さらにハンドルを切りかえしたというような、いわゆるホースの上でハンドルを切られたことに原因があると思います。一般的にホースが耐用年数あるいは老朽によって破損する場合にはホースの耳の部分、いわゆる両側の折れている部分が破損をいたします。しかし今回全く耳の部分ではなくて、真ん中の部分が不自然な形で裂けたり穴があいたりしていますので、通常のバース、破裂とはちょっと内容的に異にしております。写真にも貼付してございますようにそこに踏まれた跡が、明確ではないかもしれませんが、現認できております。
　以上でございます。
○議長（望月清義君）　ほかに質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第１号　専決処分の承認を求めることについて採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第２号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認めます。質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認めます。討論は終結いたします。
　これより議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第３号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第３号　職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川稔ですが、１点お伺いしたいと思います。ただいま説明はいただいたのですが、時代も変わったものだなとそんなふうに思うのですが、今職員が372名ですか、おられるということですが、こういうことが出されたのですけれども、17年度４月１日からスタートということですが、大体今職員は若い方が多いのですけれども、どのぐらい該当者がいるというふうにお考えしていますか。
〇議長（望月清義君）　消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）  消防長の島村義明でございます。長谷川議員の質問にお答えをいたします。この議案でございますけれども、今回は早出、遅出が認められるというような改正内容でございますが、今まで定められている中に部分休業というものがございます。それは時間休で休めるというような内容でございます。これの使用した職員の状況を見ますと、現在のところ一名もございません。我々のところは24時間の隔日勤務になりますので、そういうことからしても実際になかなか使いにくいというのが現状なのかもしれませんが、恐らく今度のこの改正によって仮に出てきたとしても非常に限られた人数ではないかと、そのように現在予定しております。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　ほかに質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認めます。質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論を終結いたします。
　これより議案第３号　職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第４号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第４号　佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川稔ですが、この議案について先ほどご説明をいただいたのですが、私は過日の議会で調整手当については考えるべきだということで主張した一人として、こういう形でこれについては理解をしているところですが、聞きたいというのは２％違うとどのくらいの金額になるのか、参考までに教えていただきたい。
〇議長（望月清義君）　消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）  消防長の島村義明でございます。長谷川議員の質問にお答えいたします。２％調整手当を下げた場合に、採用後10年の職員で年額約９万2,000円の減額になります。そして、採用後20年経過の職員の場合は年額約15万円の減額になります。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川です。私の聞き方が悪かったのかもしれませんが、そうすると10年、20年の方が９万2,000円と15万円ということですが、そうすると消防本部全体としては年間どのぐらいになりますか。本年度予算でどのぐらいになっているか教えてください。
〇議長（望月清義君）　総務課長、原口貞男君。
〇総務課長（�ｪ口貞男君）  総務課長の原口貞男でございます。ただいまの長谷川議員の質問にお答えいたします。２％下げた場合、調整手当として3,290万3,351円を見込んでおります。それと、それに対してその分のはね返り分がありますので、いろいろの諸手当の方にはね返ってきますので、その分で1,989万7,056円、合計5,280万円くらいの削減となります。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　ほかに質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第４号　佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第５号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第５号　佐倉市八街市酒々井町消防組合財政調整基金設置条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第５号　佐倉市八街市酒々井町消防組合財政調整基金設置条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第６号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第６号　佐倉市八街市酒々井町消防組合手数料条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川稔です。ただいま議案の説明はいただいたのですけれども、余りよくわからないのですが、お伺いするのですが、手数料は大きさによって違うというのは当然違うのですけれども、これはどういうふうな形のはかり方をされるのか。それと佐倉市にはこれらの分類的なタンクというのはどういうふうな数的にはなっているのか、参考までに教えてください。
〇議長（望月清義君）　予防課長、荻嶋樹夫君。
〇予防課長（荻嶋樹夫君）  予防課長の荻嶋樹夫でございます。ただいまの長谷川議員の質問にお答えをさせていただきます。手数料のはかり方ということでございますが、消防法によりましてタンクの大きさによりまして手数料を定めております。これは国の法律に基づいて条例で制定されておりますものでございますので、日本全国同じでございます。佐倉市でそのようなタンクがあるかというご質問でございます。現在のところ佐倉市にはそのような大きさの浮き屋根式の屋外タンク貯蔵所はございません。
　以上でございます。
　　　　　　　　　　（何事か呼ぶ者あり）
〇予防課長（荻嶋樹夫君）  佐倉市内にあります危険物施設でございますが、屋内貯蔵所が管内で58、それから屋外タンク貯蔵所、これが48でございます。それから、屋内にあるタンクが４です。それから地下タンク貯蔵所が127ございます。これには給油取扱所でガソリンスタンドなどのタンクも含まれております。それから簡易タンク貯蔵所はございません。それから移動タンク貯蔵所、タンクローリーでございますが、これが78、屋外貯蔵所が８カ所。
　以上でございます。
〇２番（長谷川　稔君）　私はもう一つ言ったのは、要するにこういういろいろな種類は今佐倉にはないということですけれども、手数料、これはわからないから聞かせてもらいたい。どんなふうに調べるのですか。それがこの金額により、このような金額になるというのは、計算式によっては一律に決まってくるということですけれども、作業的には消防署の人なのですか。
〇議長（望月清義君）　予防課長、荻嶋樹夫君。
〇予防課長（荻嶋樹夫君）  予防課長の荻嶋樹夫でございます。長谷川議員のご質問にお答えさせていただきます。手数料を徴収する際の検査項目ということで理解してよろしいでしょうか。この検査につきましては、申請に係る書類審査がまずございます。その中で特定屋外タンク貯蔵所の液面、要するに特定屋外タンクの上面、天端と申しますか、ふたの部分の遥動について長周期地震動の地域を反映したあふれ出し防止に関する基準とそれから浮き屋根の耐震強化、その２項目検査の対象がございます。それから完成検査前の中間検査もございます。基礎とそれから地盤検査、それからタンク本体の検査、それから溶接部の検査が中間検査でございます。それから最後に完成検査後に保安検査がございます。板厚とそれから底板の溶接部、不等沈下があった場合の２項目、板厚と底板溶接部の検査、このような検査を経て許可されるものでございます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川稔です。今説明されたのですが、ないものを聞くこともどうかと思うのですけれども、今話に聞く限り極めて専門的なことをチェックするというのですけれども、例えば一例として溶接部の溶接、そういう計算式というわけではないと思いますけれども、そういう技術人というのは消防署の中にいるのですか。いない場合はどうされるのですか。〇議長（望月清義君）　予防課長、荻嶋樹夫君。
〇予防課長（荻嶋樹夫君）  予防課長の荻嶋樹夫でございます。長谷川議員のご質問にお答えをさせていただきます。その検査につきまして、当組合にそういう職員がおるか、もしくはおらなかったときにはどのような検査方法をとるのかということでございますが、残念ながらうちの職員にはそういう技術を持った者はおりません。県下で技術を持った者を当組合では把握しておりませんが、ほとんどいらっしゃらないと思います。専門的な工学的な課程を経た大学卒業者で、しかもそういう検査のための専門的な機器を有していなければできませんので、市原あるいは袖ケ浦、富津等の消防本部にお聞きしましたところ、そのほとんどの消防本部で特定屋外タンク貯蔵所の検査につきましては危険物保安技術協会というところに委託することができるよう消防法で定めておりますので、そちらに委託しているものでございます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　ほかに質疑はございませんか。
　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第６号　佐倉市八街市酒々井町消防組合手数料条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。
　以上をもちまして、本議会に附議されました案件は終了いたしました。

◎議案第７号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第７号　佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算（第２号）について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認めます。質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認めます。討論は終結いたします。
　これより議案第７号　佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計補正予算（第２号）について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第８号の質疑、討論、採決
〇議長（望月清義君）
　　〇議長（望月清義君）　議案第８号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計予算について質疑に入ります。
　質疑はありませんか。
　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川でございますが、一つだけお尋ねをしますが、先ほどこの議案の説明をいただいたのですが、その中で議会の会議録を新年はつくるということをこの前、私の質問で答弁しておられましたけれども、その予算はどこに入っているのですか。
〇議長（望月清義君）　次長、林田叔三君。
〇次長（林田叔三君）  次長の林田叔三でございます。長谷川議員の質問についてお答えをさせていただきます。８ページの議会費について、議事録の作成ということでございますが、節の11節需用費の�Cに印刷製本費がございます。金額としまして35万3,000円でございますが、これに含まれてございます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）　２番の長谷川ですが、これさっき説明漏れた。だから私は、初めて要するにやろうというそういうことなのだから、それでしかもこういうふうにやるようになっているのだから、その辺はきちっと説明をするというのが、それがやっぱり僕は親切だろうというふうに思います。だから今までやらないものをやるということ、この前約束して、しかもやるのだから、だからきちっと、いつ言うかなと思っていたのだけれども、言わないから、どこに入っているのかなと、それをあえて聞いたのです。入っていると言うことですね。
〇議長（望月清義君）　ほかに質疑はございませんか。
　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第６号　平成17年度佐倉市八街市酒々井町消防組合一般会計予算について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（望月清義君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。
　以上をもちまして、本議会に附議されました案件は終了いたしました。

◎一般質問
〇議長（望月清義君）　日程第４、一般質問を行います。
〇議席７番、小澤定明君の質問を許します。
　議席７番、小澤定明君。
　　　　　　　　　　（７番　小澤定明君登壇）
〇７番（小澤定明君）  ７番の小澤定明でございます。日ごろより望月議長を初め議員の皆様には大変お世話になっております。また、組合長を初め執行側の皆様にもご指導いただいておりますことにあわせ御礼申し上げたいと思います。
　それでは通告に従いご質問いたします。
　２月１日に組合消防研修視察において東京消防庁第３消防方面本部救助機動部隊でニュークリアバイオロジカルケミカル、この略でございますが、ニュークリア、核、バイオロジカル、生物、ケミカル、化学災害について研修してまいりました。この部隊は放射性物質、生物剤、化学物質等にかかる特殊災害の発生時に敏速に都民の安全を確保するため高度な専門能力を有する46名の隊員と特殊装備、資機材等で編成された専門部隊として設置されました。阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件などを教訓として平成14年４月１日に発足し、ＲＩ災害、放射性同位元素、生物災害、人間や動物を病気または死亡させるような病原菌、また毒、劇物危険物災害に敏速に対応、安全で効率的な消防活動を行うとあります。当組合、佐倉市八街市酒々井町消防組合管轄内においても危険物を扱う工業団地、また新東京国際空港でのテロ災害、大きな建物火災等想像を超えた災害が発生するおそれがあります。そこで質問の一つ目に、佐倉市八街市酒々井町消防組合のＮＢＣ災害に対する対策状況はどうかお尋ねいたします。質問の二つ目に、このような災害が起こる前に消防、警察、医療機関、保健所等々の日ごろの交流が最も大事であるとお聞きしてまいりましたが、当組合の現在の状況はどうかお尋ねいたします。
　２番目に、バイオディーゼル使用についてでございます。地球温暖化防止のため京都議定書が昨日発効されました。これにより先進国に課せられた二酸化炭素、ＣＯ２などの温室効果ガスの削減目標は国際公約となり、法的拘束が生じました。日本に課せられた2008年から2012年の温室効果ガス排出量の削減目標は1990年比で６％、しかし2003年の排出量は削減どころか逆に８％増えており、実際には14％削減しなければならない状態になっております。そこで負荷の少ない環境を実現する上において廃棄物リサイクル対策は、第１に廃棄物の発生の抑制、第２に使用済み製品の再利用、第３に回収されたものを原料として利用するリサイクルを行い、それが技術的に環境負荷等の適切であることが最も必要とされます。そこで環境に優しい次世代燃料として廃食用油を原料とし軽油をつくるものです。ディーゼルエンジンに石油以外を原料とした燃料を使用するものは特に新しいアイデアではありません。1900年に開かれたパリの万国博覧会でディーゼルエンジンの発明者であるルドルフヘーゼル、ドイツ人でパリ生まれでございます。ルドルフヘーゼルが初めてこのエンジンを公表したときに使用されていたのは100％ピーナツ油でした。また、日本においても第２次世界大戦以前には石油不足から魚の脂を原料とするディーゼル燃料が使用されておりました。現在、ヨーロッパではバイオディーゼルをまぜた軽油がガソリンスタンドで普通に売られ、それを使用したフォルクスワーゲンやメルセゼスベンツ、プジョー、ルノー等が走っております。アメリカにおいても軍用車両や西部の公用車に使用されております。限りある資源を有効に活用し、私たちで持続可能な循環型社会を構築すべく次世代燃料バイオディーゼルでディーゼル車を走らせようと思います。資源循環型社会の構築に向けては、市民、事業者、行政が協力していろいろな取り組みを進めていく必要があります。京都市においても地球温暖化防止京都会議の開催以来、平成９年11月より廃食用油のリサイクル、自動車排ガスのクリーン化、二酸化炭素削減の観点から全国の自治体に先駆けて廃食用油をメチルエステル化し、バイオディーゼル燃料を約220台のごみ収集車に導入し、また一部の市バス75台の燃料として使用しております。バイオディーゼルの特徴といたしましては、一つ目にディーゼルエンジンにそのまま使用できます。二つ目に、二酸化炭素の排出量はゼロカウントであります。三つ目に、排ガス中の硫黄酸化物や黒煙の量が激減いたします。四つ目に、道路通行車両はバイオディーゼルを100％使用すれば軽油取引税は免税となります。五つ目に、発熱量、馬力でございますが、軽油よりは10％程度減になると申しております。このように環境に優しい次世代燃料バイオディーゼル燃料を使用する計画はおありですか、お尋ねいたします。
　以上、よろしくご答弁のほどお願い申し上げます。
〇議長（望月清義君）　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）  組合長の長谷川健一でございます。小澤議員の質問にお答えをいたします。
　最初に、ＮＢＣ災害に対する対策状況についてでございますが、活動基準につきましては、放射性物質等災害活動基準（Ｎ災害）及び毒・劇物等の災害活動基準（ＢＣ災害）を策定するとともに、資機材につきましては陽圧式化学防護服、防毒マスク、化学防護服、有毒ガス検知器及び放射線測定器等を配備してございます。これらの災害に対する訓練につきましては、平成13年12月に千葉市消防局主催により、ＢＣ災害、テロ災害対応合同訓練を千葉市消防局のほか、当消防組合を含め千葉市隣接各消防本部から30隊126名が参加し実施したほか、当消防組合で平成15年５月にＮＢＣ災害対策訓練及び説明会を実施いたしました。次に、消防、警察、医療機関、保健所等の日ごろの交流についてでございますが、ＮＢＣ災害や国民保護法等を考慮した場合、消防と警察、医療機関、保健所等との連携につきましては非常に重要であり、必要不可欠であると考えております。こういった状況下で警察とは日常の消防活動を通じ、また医療機関につきましては印旛地域メディカルコントロール協議会等を通じその連携及び交流は図られていることと考えられます。保健所に関しましては、ＳＡＲＳ等の発生時の対応について県単位の取り決めがなされており、連携は図られているものと考えられます。しかし、地域的あるいは特殊な災害の発生を考慮しますとこれらの機関との交流は非常に重要であると考えておりますので、なお一層連携の強化を図るとともに、交流を深めるよう努力をいたします。
　次に、バイオディーゼル燃料を使用する計画についてでございますが、地球温暖化対策等の環境問題を考慮した場合、非常にすぐれた燃料であると考えられるとともに、環境問題は社会的な要求でもありますので、まず一般車両である隊員輸送車（マイクロバス）に使用し、データを収集することにより、緊急自動車への拡大を検討いたしますので、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　小澤定明君。
〇７番（小澤定明君）  ご答弁ありがとうございました。このＮＢＣ災害、あってはならない、起こってはならないものだと思いますが、いざ、もしものこういう発生があった場合、やはり頼みは消防隊でございますので、高度な訓練も、特殊な訓練も必要かと思いますが、今後とも頑張っていただくようお願い申し上げたいと思います。また、関係機関、警察、医療機関、保健所等との交流ということでございますが、東京消防庁の説明を受けましたときお聞きしたのですけれども、鈴木隊長は大いに飲んで交流を深めるというご指導を受けてまいりましたので、その点も重ねて、どうぞ交流を深め、いざというときの意思疎通を図れるよう今後ともお願いしたいと思います。また、バイオディーゼル、これマイクロバスでの試験的使用ということでございますが、昨日やはり京都議定書が発効いたしましたが、日本におかれましても実際2090年まで６％になっておりましたが、先ほど質問いたしましたが2003年の排出量は削減どころか逆に８％増えているということでございます。実際には14％も削減しなければならない、これは国際公約の法的拘束が生じましたので、これは国民、市民、町民が皆さん心して当たらなければクリアできないものかなと思っております。昨日のテレビでの放送、水道、自動車、コンビニ、すべての物が使えなくなるのが60日間停止していなければいけないというような報道もなされておりました。皆さんでこの二酸化炭素、温室効果ガスの削減に向けて頑張らなければならないと思っておりますので、マイクロバスでの試験的使用ということでございますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
　これで私の質問を終わらせていただきます。
〇議長（望月清義君）　これにて小澤定明君の一般質問を終結いたします。


　続きまして、議席２番、長谷川稔君の質問を許します。
　議席２番、長谷川稔君。
　　　　　　　　　　（２番　長谷川　稔君登壇）
〇２番（長谷川　稔君）　議席２番、長谷川稔であります。お許しをいただきまして質問をさせていただきます。今回の私の質問は３点であります。
　まず第１点目は組合消防本部と警察署の連携について、２点目は消防署職員の派遣について、３点目は消防庁舎での喫煙についてであります。それでは、具体的に質問してまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。まず第１点として、消防本部と警察署の連携についてお伺いをいたします。去る１月27日、時間は午後３時過ぎと記憶するところでありますが、佐倉市中志津３丁目10番地先で、極めて緩やかな勾配道路を上から下る軽乗用車と、下から上る普通ワゴン車が正面衝突に近い状態でぶつかり、車は大破という交通事故が残念にも起こってしまいました。この交通事故現場は、志津南出張所のすぐ近くで起こりました。この事故は志津消防署、佐倉消防署からの応援を受け、さらにヘリコプターで県の医療センターへの救急搬送もありました。また、救急車による日本医科大学附属千葉北総病院への救急の搬送等々もあった。私どもから見ると大きな事故でありました。平常が静かな住宅団地でありますが、このときばかりは一体何が起きたのかとかなりの多くの方々が心配と不安顔で見ておられました。桐生議員もその場所にはおられました。私はたまたま車で移動中にこの現場に遭遇をしました。私は職員に激励の言葉も申し上げました。この日も大変寒い日でした。そんな中、消防職員は黙々と自分たちの職務に励んでおられました。消防職以外の仕事までしてもらいました。このときはまだ警察の方は現場に来ておりませんでした。職員は大破した車から吹き飛んだ車の部品、また飛び散ったガラスの清掃もされておりました。さらに車の迂回のための交通整理まで付近住民とともに長時間にわたりしてもらいました。道路全体をふさいでいた車まで、車の位置をきちっと測定し、その後、車を通すまで消防職の皆様にやっていただいたことを、私はしっかり拝見をさせていただきました。大変心強く感じた次第であります。本当に寒い中にもかかわらず一生懸命に頑張っていただいた職員に、仕事とはいえ改めて御礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。また、この席を借りまして管理者消防長に、現場で職員が一生懸命に頑張っていただいたことを一言申し上げておきたいと思います。そこで伺いますが、第１点は、組合消防本部と警察署の火災、また交通事故等々の連携はどうなっているのかお伺いをいたします。第２点は、１月27日の佐倉市中志津３丁目10番地先の交通事故が大変大きな事故であったと考えております。現場では警察の分野と思われる仕事まで消防職が行っておりました。警察の出動はこんなに遅いものでしょうか。今後の対応についてお伺いをいたします。
　次に、第２点として消防署職員の派遣についてお伺いをいたします。昨年の新潟地震、年末のインドネシアスマトラ島沖の大地震の大惨事は今もってその傷跡は消えることはありません。この体験からかはわかりませんが、自分たちの町は自分たちで守ろうという機運は、徐々にではありますが、関心を持たれてきて、その機運が確実な新芽として大きな力を感じさせるものを感じるところであります。自分たちの町内は自分たちで守ろうと、一つの意識活動として、動きとして自主防災組織活動もその一つであると思うところであります。先日も私は地元の自治会の会合に出席をしましたが、話題は防災という問題から避けて通れなくなってきております。佐倉市全体を見ましても自主防災の組織の届け出はありますが、各団体の意識の持ち方はかなりの差が、大きいものがあると伺います。しかし備えあれば憂いなしであります。日常の意識の向上と防災問題の再確認が災害に強いまちづくりの一助になるのではないかと私は思うところであります。そこで次の２点についてお伺いをいたします。第１点は、消防署出動の防災・救急指導を行っていただく場合は自治会、町内会としてどのくらいの単位が望ましいのか。自治会、町内会の世帯数が少なくても小規模の訓練指導はやってもらえるのか。第２点は、伺うところによりますと施設慰問活動を消防団本部が主催し、組合消防本部と消防署が協力して行っていると伺います。現在消防本部全体としてどんな活動があるのか、またどのような内容で、いつごろから行っているのかお伺いをいたします。第３点として、佐倉市では新年の出初め式終了時の懇親会は、近隣から来賓を迎えている関係で福祉センターで昼食程度の粗宴は行っているところであります。管内を伺いますと、懇親会後、次への場所の移動があることも伺うところです。消防団は別と考えます。そこで今後は消防職員については、制服を身につけての二次会的なものへの参加と、あわせて庁用車の利用については自粛すべきと考えますがどうでしょうか。世間の見方は大変厳しく見ていると思われますが、どうでしょうか、お伺いをいたします。
　次に、第３点として消防庁舎での喫煙についてお伺いをいたします。受動喫煙の健康被害防止対策が、先進事例等等を紹介しながら県の手引の素案ができるようであります。たばこを吸う本人でなく、周りの人の健康被害が考慮され、受動喫煙を防ごうとの県の対策で、今月末までに県民からパブリックコメントを求め、年度内にまとめようというものであります。たばこの煙に含まれるニコチンやタールなどは喫煙者本人だけでなく、周りの人にも健康被害を及ぼすと言われております。中でも副流煙と言われるたばこの点火部分から立ち上がる煙は、主流煙、喫煙者が吸い込む煙の数倍から百数十倍の有害物質を含んでいると言われております。県では既に2002年２月に策定した健康千葉21で、公共の場や職場での分煙の徹底などをたばこ対策の目標とする一方、2003年５月施行の健康増進法でも施設管理者に受動喫煙防止をする努力を課していることも伺うところであります。こんな経過を踏まえまして先日島村消防長と私はともに消防庁舎内の喫煙所を見て回りました。そこで２点についてお伺いをいたします。第１点は、受動喫煙の健康被害の防止対策について、今後どのように取り組むのかお考えを伺います。第２点は、消防庁舎１階の待機室での喫煙は、私はやめた方がいいと思うのです。たばこの嫌いな方々にとっては厳しい部屋になっていると思います。この待機室のすぐ隣には、部屋としては小さいながらも喫煙所がありますが、先日見る限り使用されていないように見えました。どうしても部屋が小さいというのであれば、お金をかけないで喫煙所の改善が必要と思われますが、お伺いをいたします。
　以上、私の質問の大綱は３点であります。明快なる答弁を期待いたしまして、私の質問を終わります。


〇議長（望月清義君）　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）　組合長の長谷川健一でございます。長谷川議員の質問にお答えをいたします。
　最初に、組合消防本部と警察署の火災、また交通事故等の連携についてでございますが、消防と警察は、消防組織法及び消防法により国民の生命、身体及び財産の保護のため相互の協力義務が定められております。消防の活動現場ではさまざまな危険要因が存在しますが、これらの危険要因を排除し、二次災害を防止するために警察との連携は不可欠であります。消防組合では消防活動の妨害活動に対応するため、消防活動妨害行為の防止及び対応基準を策定し、警察への協力依頼等について定めているほか、火災調査関係では合同で調査を実施するとともに、互いに資料及び情報の提供を行っており、警察との連携については比較的円滑な状況であると考えておりますが、今後さらに連携強化に努めてまいります。
　次に、１月27日に発生した佐倉市中志津の交通事故についてでございますが、この事故は軽貨物自動車と普通貨物自動車との衝突事故であり、男性３名が負傷し、そのうち１名はドクターヘリにより搬送されたものでありました。この事故により軽貨物自動車のオイルが漏れるとともに、運転席のドアが開放不能となり運転手の救出が困難であったため消防隊４隊、救助隊１隊、救急隊３隊が出動しました。消防隊は車両からの出火に備えるとともに、二次災害の防止及び隊員の安全確保のため油吸着剤の散布及びカラーコーンを設置し、通行車両の迂回誘導を警察官の到着まで実施したものであります。次に、消防署出動の防災、救急訓練関係についてでございますが、防災、救急訓練指導を実施する場合の自治会、町内会としての単位につきましては、会場の都合を除いては特に定めていません。しかし地震等の大規模な災害を想定した訓練では、自治会全体としての対応の訓練が必要となりますので、大規模な訓練が望ましいものと考えております。また、訓練指導につきましては、実施規模に関係なく極力主催者側の要請に沿うようにしております。
　次に、消防団本部との施設慰問活動についてでございますが、佐倉市交通防災課によりますと、消防団の活性化を進めるためのＰＲ活動の一環として、平成14年から消防団本部事業として実施されているものでありましたが、平成16年から消防団本部による個人的なボランティア活動として行われているものであるとのことであります。そして、この活動に佐倉市内の消防署長、副署長、出張所長等が個人的に協力、参加しているものであります。なお、現在のところ消防本部全体としての施設慰問活動は実施しておりませんが、施設等からの依頼された場合には、消防音楽隊が火災予防広報活動の一環として施設等に出向し演奏活動を実施しております。出初め式の関係につきましては、消防長から答弁をさせます。
　次に、消防庁舎での喫煙関係で受動喫煙の健康被害と防止についてでございますが、喫煙環境につきましては、産業医による職場巡視等の指導に従い分煙管理及びその環境整備に努めてまいりましたが、健康増進法の施行及び職員の健康管理上の観点から、さらに分煙管理の徹底をいたさせます。次に、喫煙所の改善についてでございますが、署所によっては喫煙所の改修が必要な部分も見受けられるため改修を検討してまいりますので、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　消防長、島村義明君。
　　　　　　　　　　（消防長　島村義明君登壇）
〇消防長（島村義明君）　消防長の島村義明でございます。長谷川議員の質問に組合長等の補足をいたします。
　出初め式等による消防職員の制服での飲酒についてでございますが、出初め式終了後の会食につきましては、構成市町または消防団により開催されているものであり、周辺市町村のほとんどで実施されているものでございます。そして出初め式終了直後に連続して開催され、関係消防機関等の来賓も出席されており、消防職員も来賓として出席しているために制服での出席というものが儀礼的になっております。次に、二次会的なものへの公用車の利用につきましては、二次会等に公用車を使用するということはございません。しかし出初め式直後に消防団により開催される祝賀会で招待状を伴うものに限っては、消防団との連携強化を図る目的のために、公務に準ずるものとして公用車を使用しております。しかしやはり今のこの時代を客観的に見た場合には、望ましいものではございませんので、この辺については今以上に厳しくやっていきたいと、このように考えております。
　それから、佐倉消防署待機室での喫煙の件でございますが、これは職員同士で話をいたしまして、既に現在待機室での喫煙は行っておりません。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。


〇２番（長谷川　稔君）　議席２番の長谷川ですが、今答弁をいただいたところですが、もう一度何点かちょっとお聞きしたいと思うのですが、一つは、警察との、先ほど小澤議員さんからもお話がありました。私は連携だけは、ことしの身近な例で申し上げますと、出初め式に行ったところ、警察署長の方からは車の両輪だと、消防と。そういうお話があったところですが、たまたま今話で、今後さらにやっていくということですから、それはそれなりに期待をするのですが、１月の27日の事故のときには、３時ちょっと過ぎの事故だと思いましたけれども、警察が現地に来たのは何時だか掌握していますか。それを一つお伺いするのですが。警察があんな大きな車を道路にみんなとめて、ヘリコプターが出る、消防が各方面からあんなに集まって、車が通れなかったのです。そういう中なのですけれども、警察が現地に来ていないのです。それで消防が、要するに全部それは警察がやるられることを私はやったというふうに今も思っております。そういうことで車を流すことまでやる。置いてあった車がもう全部ふさいでしまったのですから。私どもからすれば大きな事故だというふうに思うのですけれども、そういうことについて、この１月27日の件については警察の方とどんなこの日は連携をとり合ったのか、参考までにちょっと教えてください。こういう事故の場合はどうするのか教えてください。
　それと職員の派遣ということでありますが、これは私は慰問だとかやるのは全く結構だというふうに思っています。そういう中でたまたまその日、今の答弁を聞いてみますと佐倉消防署なんかは個人的に行かれたと、そういうことでありましたけれども、今までやっていることを私なりに調査をしてみると、いろいろなところに何でやってきたというのは承知しています。参考までに、済みませんが、消防からはどなたとどなた、どなたが、個人的とはいえど行ったのか、参考までにお尋ねをちょっとしたいと思います。それともう一つは、これは今二次会のところについては公用車は使用しておりませんと、そういうことのお話がありました。それは気をつけてもらいたいし、今時節柄今度はという、そういうことをおっしゃっておりました。そこで一つ気になるところがあるので申し上げますが、例えば今の消防長答弁していただいた中に、佐倉市は見ているのですが、今八街と酒々井さんの方の消防団のは、私は何を、それを言っているのではありません。ただ２市１町の消防の皆さん方、２市１町の組合の職員ですから私は申し上げるということで今言うのですけれども、それは要するに、今の話で言うと、一遍は消防団の方から来てもらいたいということで、さっきと同じようなことをやったのでしょう。それでさらにもう一つ、祝賀会的な、招待状というのは、さらに同じメンバーが集まるところで、もう一つの招待状があれば行くということですか。それをちょっとお尋ねをしたいと思います。それと、やっぱり私は職員に余り負担をかけさせたくないというものなのです。何か伺うところによりますと、そちらの方に呼ばれて行くのは自腹で行っているとかという、そういうことがあるようですから、例えば私は公費で使えるのは限定されている、そのほかに呼ばれれば自分たちで支払いをしていくという、そういうことも漏れ伺っていますので、私はそういうことを、やっぱり職員の立場からは、それは二次会的なところについては、向こうから呼ばれれば断れないという面があると思うから、それは逆に言えば組合長もいますからやっぱり私は１次会的なことは、私、先ほど申し上げたようにそれは許せるかなというふうに思います。ただ、二次会的なことについて、今の答弁、今あった一つ説明をしていただきたいなというふうに思います。
　それともう一つ、喫煙の問題は、これは消防長見て、この間私が行ったときには、消防署の職員ちょうど皆さんでたばこ吸っていました。その後、職員に話をしたということは、その後、私が消防長と見に行った後、話をされて、今はそういうことにしましょうということでそういう形、今の１階の待機室では吸わないようになったという、そういうふうに理解しています。


　　　　　　　　　　（「議長、休憩」と呼ぶ者あり）
〇議長（望月清義君）　答弁を保留して暫時休憩いたします。
　　　　　　　　　　休憩　午後　３時５９分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　再開　午後　４時１５分
〇議長（望月清義君）　休憩前に引き続き会議を開きます。
　通信指令課長、飯島昇君。

〇通信指令課長（飯島　昇君）  通信指令課長の飯島昇でございます。長谷川議員の質問にお答えいたします。
　警察への連絡は指令課でいたしておりますが、警察の現地到着については、交番の警察官が16時55分、次いで17時01分に警察の原因調査車が現地到着と指令課では承知しております。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　佐倉消防署長、細谷繁雄君。
〇佐倉消防署長（細谷繁雄君）  佐倉消防署長の細谷繁雄です。ただいまの長谷川議員の質問に答えさせていただきます。
　質問内容については、施設慰問への出向職員の名前を教えてくれということでよろしいでしょうか。それでは14年、出向先はさくら苑です。出向者、林田次長、細谷署長、小川神門出張所長、和田副署長、４名、15年についてはゆたか苑 、出向者につきましては細谷署長、和田署長、田中主幹、小川所長、路野所長、田中所長、６名でございます。16年につきましては、佐倉消防署署長、副署長、角来出張所長、臼井出張所長、志津消防署長、副署長、企画課職員１名、以上７名でございます。
　以上でございます。
〇議長（望月清義君）　消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）  消防長の島村義明でございます。長谷川議員の質問にお答えをいたします。
　その後の二次会的な席の内容でございますが、八街市で行われております。これにつきましては市主催の席が終わった後、そこで市外からおいでになっている来賓を対象に消防団が招待状を配ります。そして別の席に移るわけでございます。そこに我々も来賓という形で呼ばれております。これとは別に消防団各分団独自でさらに計画があって、そういうところに呼ばれる場合もございます。二次会的な内容につきましては以上でございます。
　それから、喫煙の関係でございますが、これは議員と私で待機室での喫煙を確認した後、改善をさせました。
　以上でございます。


〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。
〇２番（長谷川　稔君）  ２番の長谷川でございます。３点について申し上げます。
　一つは、慰問の関係でありますが、今答弁をいただきますと、平成14年さくら苑４人、それと15年ゆたか苑６人、今回はちとせ７人ということですが、私はこれ見ますと毎年地域が変わっていくことです。個人的とはいえ私は方法があるのではないかなというふうに、幹部が何でそろって行かなくてはならないのかなというふうに思います。佐倉の署長、副署長、角来の所長、臼井の所長、志津の署長、みんな集まって餅つきに行く、私は方法を考えて、副署長もみんな行っている。みんなそこに集まってしまって、もし事故か何かあったらどうするのですか、各分署に。私は、例えば志津でやられるのであれば志津の南出張所なり地元の出張所があるでしょう、その人たちが、長か副署長か何かに行ってもらって、あとはどなたか、方法を考えればいいのであって、幹部職員をそんなに集めて、私、慰問することが悪いと言っているのではないです。それはいいですけれども、幹部がそろって行かなくてもいいのではないかというふうに言っている。これは中身は全部消防団が道具をみんな用意しているのです。何もやっていないで、ただ行くということだけなのですけれども、いずれにしてもこんなに私は幹部の人たちがそっくり行くというやり方は少し今後考えた、協力するのはいいです、個人で。だけれども、こんな幹部がそろって行くということはいかがなものかと。ということで今後慰問の仕方については方法を考えたらいかがですか。それを申し上げます。それはどうするかちょっとお答え願います。
　それともう一つ、事故の関係でありますが、中志津の三丁目の事故ですが、これは今聞けば消防署だけの話がそれでわかるのですけれども、私も実は余り長時間であるので、急用があったので現場を離れて、また来たのです。そのときにはまだお巡りさんがいなかった。今16時55分とおっしゃっていましたけれども、私の時計だと若干違う、やや近いですけれども、そのときにはオートバイで来た人はその時間に１人なのです。だから私は、警察と連携をするというのだから、するというのであれば、こんな１時間、３時過ぎにあって、16時55分に、今皆さんがおっしゃった時間を取り上げれば、その後17時過ぎです、来ているのが、話を聞けば。それだけ現場を無責任にほうっておく、こんなことをどうして消防署として、連携をするのであればこんなことを許すのですか。それから話をしましたか。こういうときはこんなことあったけれども、次、気をつけてくれとか、どういうことで来れなかったのでしょうかという、私はそれが連携ということではないかなというふうに思ったりしますが、こちらの方は来るまでそのまま、要するに全然連携はとらなかったのですか。連携というのは私はそういうものではないだろうというふうに。警察もどうしても出られないときもあるでしょう。あれば、それは来れないという理由がはっきりしていれば、それは結構です。だけれども、ただいずれにしても３時ちょっと過ぎに事故があって、16時55分まで消防署の職員が寒い中、車の整理までしている。これは私は正常な事故扱いになっていないというふうに思いますので、車をとめているのです。みんなあそこに集まって、ふさいであったのです、だから私は、私の方からとっては大きな事故でありますけれども、したがってこんなことがあった警察の方では、次はこういう場合どうしましょうかとか、そういうことはやらないのですかとこういうわけなのです。これが一つ。それと、もう一つの二次会的な関係ですが、もう一度お尋ねしますが、市で主催をして、それで今度もう一つが、それは市外も市内も一緒だったのですか。それともう一つが、市外の人をまたやるというのは、これは立ち入った話ですけれども、参考までちょっと教えてもらいたいのは、八街市さんのそれは別に、市外は別にやる、市内は別にやる、全く別個にやっておられるというふうに、そういう理解をしなくてはいけないということですか。私の方も質問も限りがあると思いますので、それを明確にしていただいて、いずれにしても私は佐倉市で考えれば、市内も市外も、市内の人たちも来ていただく、お客さんは、昼食程度は。そういうことだったら後の、逆に八街については、私は組合消防についてはいわゆるそんなに案内状が来たからといって皆さんが自費で、招待状が来たから包んで行かなくたって私はいいのではないかというふうに思っています。その辺はもう少し、多分組合長のところにそれは連絡等が行っているかと思いますが、その辺は少し考えさせてあげた方が私はいいのではないかというふうに思いますが、あわせて答弁をお願いします。


〇議長（望月清義君）　組合長、長谷川健一君。
〇組合長（長谷川健一君）  組合長の長谷川健一です。長谷川議員に対しての答弁をいたします。
　出初めのあるところの二次会の件でございますけれども、八街市の場合には、来ていただいた来賓を一同にして市で簡単な食事程度を用意していますので、そこでやりまして、その後、団の方で市外の隣接の地域の人が、団が来ていただきますので、そういうまた人を招待をして懇親会をやるわけでございまして、そこで組合消防と消防団が、これやはり交流の場を設けていますし、この組合でも管内の消防団長との年内のいろいろな打ち合わせ、協議をしております。そんな関係で、またそれと消防ですので、ほかからの、隣接、近隣の消防さんが来ていますので、消防団が主催で懇親会を設けるものでありまして、そこに招待をされたということでございまして、先ほど団からの招待というようなこともございますけれども、八街でも分団によっては表彰状をもらった分団は、団は市で開催するその席には、分団長は参加しますけれども、団員はしませんので、そこで団で新年会を行いますので、そこで表彰状をもらった表彰授与式を団でまたやる団がございます。そのときに出してありますと表彰状の授与式をやりまして、私も、市長から渡してくれというようなことで、やる団があるのです。それともう一点、消防操法大会がありますと消防操法大会に消防署員を講師としてお願いをして入賞した団がございます。そうしますと、そういうときに世話になったというようなことで招待状を出して、出初めの席でねぎらってくれるというようなことで、そうしますと消防長、消防署長は同じ消防関係ですので、それを断ることもできないと思います。そこで参加をしているというふうな内容です。
　以上です。
〇議長（望月清義君）  消防長、島村義明君。
〇消防長（島村義明君）  消防長の島村義明でございます。長谷川議員の質問にお答えをいたします。　施設への慰問の関係でございますが、この辺につきましてはボランティアとして出るためにどうしても部下を、勤務外になりますので、使うわけにいきませんので、幹部が出ているというような現状でございます。しかしながら例えば志津でやった場合には志津署が出ていくとか、そういうやり方は今後検討してまいりたいと思います。
　それから、中志津の事故の関連での警察機関との連携でございますが、我々は連携というのはうまくいっているというふうに考えておりますが、実は非常にこの辺は難しい面がありまして、例えば火災の現場には警察の人をお願いしますが、そのほかに最も大切な東京電力あるいはガス会社、これもお願いするわけでございます。しかしながら電力会社についてはこの辺だと成田市から来る、それから八街であれば東金から来る。したがって初期の段階では我々最もやっていただきたい全面遮断というものができない。そのようにいろいろな場合が出てまいります。それから高速道路での救急活動については救急隊１隊だけでは隊員の身を守れませんので、やはり消防隊が出ていく。それから、なかなか初期の段階で、やはり警察の交通整理等が始まらないということもありまして、平成14年からは51号線、特に５時から次の日の朝の７時までについては消防隊も一緒に出ていって、隊員が活動するための安全確保をみずからやるというようなことまでやっております。しかしながら警察との連携、あるいは先ほど言ったような機関との連携というのは非常に大切なことですから、いろいろ訓練等を合同でお願いする場合などがございますから、そういう機会を通しまして警察機関との連携についてさらに話し合いを進めてまいりたいと、このように思っています。　以上でございます。


〇議長（望月清義君）　長谷川稔君。　
〇２番（長谷川　稔君）  ２番の長谷川です。答弁をいただきまして、最後に要望をさせていただきます、２点ほど。
　一つは、八街のいわゆる出初めの関係でありますが、私どもの考えからすれば二次会的になっている。私はそういうものは佐倉市に準ずるような形で、地域の事情もあるかと思いますけれども、組合長からお話もしていただいてもいいのかなというように思いますが、少なくも職員が自腹を切って出されるようなことは、私は二次会的な発想はいかがかというふうに思います。それと、そういうときには庁用車を使わないということですから、それは現にそうしていただくということ、くれぐれも事故のないようにはしていただきたいというふうに、これは要望しておきます。
　それともう一つの事故の関係でありますけれども、警察との連携は、これはおととい私確認しても、まだ消防の方から警察と話し合った形跡はないのです。多分してないのです。おとといもしてないのです。次長に聞いてもやってない。だから私は連携をとります、連携をとりますと言っていて、あれだけ現場が大きな事故だという認識したと思います、聞けば。16時55分にならなければ来ないというそういう状況からすれば、やっぱりいかがかなと思える点なのです。だからそういうことは消防とこんなことがありましたと、連携か何か一本でもとっておけば、それは私どもが聞いても説得力がある。ところが警察は警察、消防は消防署という、しかし聞けば、消防署と警察は連携をとりますよと、そんなこと言っていてやっていることは全然やっていないではないかという、すぐぱっと話がつながらないではないかと、こういうようなことです。さっきの小澤先生の話ではないけれども、私は本当にそれこそお酒でも飲んで話をしておけば、もっと話はうまくいくのかなというふうに思いますから、それがないからつながらないのかなというように思ったりしますが、いずれにしても警察と協力するのだということであったら、事故があったということについては、せめて私どもが聞いたときに説得力のある答弁がいただけるようにしてもらいたいなというふうに思って質問させていただきました。意のあるところを酌んでいただいて次にさせていただきます。
　質問終わります。
〇議長（望月清義君）　これにて長谷川稔君の一般質問を終結いたします。

◎閉会の宣告
〇議長（望月清義君）　以上をもちまして、平成17年2月佐倉市八街市酒々井町消防組合議会定例会を閉会いたします。
　皆様には長時間にわたり大変お疲れさまでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後５時２６分）