〇議事日程　　　

平成１７年７月１４日（木曜日）午後２時３０分開議
日程第１　議長の選挙
日程第２　議席の指定
日程第３　会議録署名議員の指名　　　　　　　　
日程第４　会期の決定　　　　　　　　　　　　　　
日程第５　議案の上程　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 議案第１号から議案第６号まで一括上程
　 　　　　　提案理由の説明　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　議案第１号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第２号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第３号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第４号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第５号　　 質疑、討論、採決
　 　　　 　 議案第６号　　 質疑、討論、採決
日程第６　一般質問
　 　　　　　
〇本日の会議に付した事件
　　１．開会
　　２．諸般の報告
　　３．議長の選挙
　　４．議席の指定
　　５．会議録署名議員の指名　　　　　　　　　　
　　６．会期の決定　　　　　　　　　　　　　　　
　　７．議案第１号から議案第６号の上程、説明
　　８．議案第１号の質疑、討論、採決
　　９．議案第２号の質疑、討論、採決
　１０．議案第３号の質疑、討論、採決
　１１．議案第４号の質疑、討論、採決
　１２．議案第５号の質疑、討論、採決
　１３．議案第６号の質疑、討論、採決
　１４．一般質問
　１５．閉 　会　　

◎開会及び開議の宣告
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後３時３３分）
〇副議長（押尾　巖君）
　議長が不在ですので、副議長の私がしばらく議長の職を務めさせていただきます。
　ただいまの出席議員は12名であります。したがって、会議は成立いたしましたので、開会いたします。

◎諸般の報告
〇副議長（押尾　巖君）
　日程に先立ちまして、諸般の報告をいたします。
　組合長より地方自治法第180条第２項の規定に基づく専決処分について報告がありました。また、監査委員より地方自治法第235条の２の規定に基づく例月出納検査結果報告書の提出がありました。お手元に配付しました印刷物によりご了承願います。
　続きまして、消防長より行政報告をいたしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。
　消防長、島村義明君。
　　　　　　　　　　（消防長　島村義明君登壇）
〇消防長（島村義明君）　消防長の島村義明でございます。お許しをいただきまして、諸般の報告を申し上げます。
　運転免許停止中の職員が、その事実を隠し、消防車両を運転していた件について報告を申し上げます。本件は、八街消防署に勤務する消防士長、男性30歳、非違行為を起こした当時は佐倉消防署に勤務していました。平成15年７月12日の午前１時30分ごろ、佐倉市表町三丁目17番地先の佐倉警察署前の路上で自家用車を運転中、飲酒運転で検挙されました。この飲酒運転により、罰金並びに平成16年１月20日から同年３月30日までの71日間、運転免許停止の行政処分を受けました。しかし、この職員は服務規程に基づく報告をせずにこれを隠し、運転免許が停止中であるにもかかわらず、消防車両を運転する機関員として、合計14回にわたり消防車両を運転し、そのうち５回については緊急走行を行ったというものでございます。先月の６月１日にこの事実を把握後、直ちに佐倉警察署交通課に消防車両の無免許運転が当消防組合職員により行われていたことを口頭で届け出を行い、翌６月２日に消防車両の運転記録を初めとする関係書類を同署に提出いたしました。消防本部では、このような事件の防止と安全管理の徹底を期するため、朝の勤務交代時における運転免許証や健康状態のチェックを消防長名、安全運転管理者名でたびたび通知するとともに、交通事故の防止を図るため、「安全運転の指針」を作成し、法令の遵守や安全管理の徹底を図ってきたところでございます。しかし、非違行為が発生した消防署では、運転免許証の確認が免許証そのものの確認ではなく、運転免許ケースの確認で済ませることがあったなど、管理が不十分な点が認められ、こうした通知が徹底できていない部分がありました。消防本部では、今回のような事件の再発や過労などによる運転を防止するため、新たに「勤務状態確認要領」を定め、署員にあっては、勤務につく前に副署長、出張所長の個別のチェックを、また本部職員にあっては課長補佐等のチェックを受け、その結果を記録として残すように改善し、現在このような形で業務を行っています。
　次に、消防組合職員による暴力行為についてでございますが、本件は平成17年３月22日15時ごろ、八街市八街951番地のパチンコ店において、志津消防署勤務の消防司令、男性48歳、現在は佐倉消防署に勤務しております。この男が隣の席の男性37歳と口論になり、店外で相手の顔を殴り、全治２週間のけがを負わせたものでございます。消防本部といたしましては、服務規律の保持や勤務の徹底を図るため、昨年度から所属長会議の実施方法の見直しなどによる組織の指示伝達方法の改善などを行ってまいりました。また、本年１月には、職員の意識改革を啓発するため、「消防職員の服務と倫理」を作成し、全職員に配付を行い、勤務中はもとより、非番や休日の過ごし方まで指導してきたところでございますが、このような結果に、市民の皆様の信頼を裏切ることになってしまいましたこと並びに組合議会を初め関係者の皆様にご迷惑をかけてしまいましたことを大変申しわけなく、おわびを申し上げます。今回の不祥事を受けて、この７月１日付で幹部の配置がえと暴力行為を起こした職員の降格人事を行いました。また、地方公務員法に基づく懲戒処分として、暴力行為を起こした職員は６月10日付で減給10分の１、１カ月、消防車両の無免許運転に関しては、管理責任として、７月７日付で非違行為発生当時の佐倉消防署長に戒告、当直責任者、職名では当務司令と呼んでおりますが、訓戒、当直責任者代理、職名は副主幹でございますが、同じく訓戒、消防車両を無免許運転した職員は７月12日付で懲戒免職処分といたしました。今後は、さらに組織としての綱紀の粛正と早期に市民の信頼を取り戻すことができるように努めてまいります。
　以上で諸般の報告を終わらせていただきます。

◎議長の選挙
〇副議長（押尾　巖君）
　日程第１、これより議長の選挙を行います。
　お諮りいたします。
　選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第２項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇副議長（押尾　巖君）
　ご異議なしと認めます。
　よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
　お諮りいたします。
　指名の方法については、副議長において指名することといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇副議長（押尾　巖君）
　ご異議なしと認めます。
　よって、副議長において指名することに決しました。
　議長に寺田一彦君を指名いたします。
　お諮りいたします。ただいま副議長において指名いたしました寺田一彦君を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇副議長（押尾　巖君）
　ご異議なしと認めます。
　よって、寺田一彦君が議長に当選されました。
　議長に当選されました寺田一彦君が議場におられますので、会議規則第32条第２項の規定により告知いたします。
　寺田一彦君、ごあいさつをお願いいたします。
　　　　　　　　　　（３番　寺田一彦君登壇）
〇３番（寺田一彦君）
　ただいま議場におきまして、皆様方のご支持をちょうだいする中で議長になることができました。ひとつ精いっぱい頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。
〇副議長（押尾　巖君）　寺田一彦君、議長席にご着席ください。

　　　　　　　　　　（副議長、議長と交代）

◎議席の指定
〇議長（寺田一彦君）
　日程第２、議席の指定を行います。
　このたび佐倉市から選出されました議員の議席は、会議規則第４条第２項の規定により、議長において指定いたします。
　議席番号１番、臼井尚夫君、議席番号２番、倉田彰夫君、議席番号３番、私、寺田一彦でございます。以上のとおり議席を指定いたします。

◎会議録署名議員の指名
〇議長（寺田一彦君）
　日程第３、会議録署名議員の指名を行います。
　会議録署名議員の指名は、会議規則第73条の規定により
　　　　議席９番　　今　関　喜　内　君
　　　　議席10番　　江　澤　眞　一　君
の両名を指名いたします。

◎会期の決定
〇議長（寺田一彦君）
　日程第４、会期の決定を議題といたします。
　お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日１日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）　ご異議なしと認めます。
　よって、会期は本日１日と決定いたします。

◎議案第１号から議案第６号の上程、説明
〇議長（寺田一彦君）
　日程第５、議案を上程いたします。
　お諮りいたします。議案第１号から議案第６号までの６件を一括議題とすることにご異議ございませんか。
　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）　ご異議なしと認めます。
　よって、議案第１号から議案第６号までの６件を一括議題といたします。

◎提案理由の説明
〇議長（寺田一彦君）
　提案理由の説明を求めます。
　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）
　本日ここに、平成17年７月組合臨時議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多忙にもかかわりませず、ご出席を賜り、本議会が成立いたしましたことを厚く感謝を申し上げます。
　ただいまは、議長に寺田一彦議員が当選され、心からお祝いを申し上げるとともに、今後ともご指導を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
　さて、当消防組合職員による不祥事が連続して発生したことは、消防に対する市民の信頼を損ねるとともに、当消防組合の名誉を著しく失墜させるものであります。この場をおかりいたしまして、深くおわびを申し上げる次第でございます。運転免許停止期間中に消防車両の運転を行った消防士長につきましては、警察による捜査の進展を待っておりましたが、取り調べが終了いたしましたので、７月12日付で懲戒免職処分といたしました。また、本件に関して職務上の監督責任を有する関係職員につきましては、７月７日付で当時の佐倉消防署長を戒告処分、また当務司令ほか１名をそれぞれ訓戒といたしました。次に、傷害を起こした消防司令につきましては、６月10日付で減給処分といたしました。今後は、再びこのようなことが発生することのないよう、なお一層の綱紀の粛正を図り、職員が一丸となり職務を遂行し、失われた信頼を回復するよう指示いたしました。
　それでは、ただいまから本臨時議会に提案いたしました議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。議案第１号　専決処分の承認を求めることについてでございますが、本案は千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について、急施を要するものと認め、平成17年５月17日付で専決処分をいたしましたので、議会の承認を求めようとするものでございます。
　議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、消防関係法令などが改正されたことに伴い、指定数量未満の危険物を貯蔵し、または取り扱う地下タンクの基準の改正、燃料電池発電設備の基準の追加、再生資源燃料の基準の追加、住宅用防災警報器等の設置及び維持の基準の追加、これらについて改正をいたそうとするものでございます。
　議案第３号から議案第６号までにつきましては、契約の締結についてでございます。議案第３号　水槽付消防ポンプ自動車の購入契約についてでございますが、角来出張所に配置する水槽付消防ポンプ自動車について、4,079万2,500円をもって日本ドライケミカル株式会社と購入契約を締結いたそうとするものでございます。
　議案第４号　空気充填車の購入契約についてでございますが、佐倉消防署に配置する空気充填車について、3,780万円をもって株式会社野口ポンプ製作所と購入契約を締結いたそうとするものでございます。
　議案第５号　高規格救急自動車の購入契約についてでございますが、志津南出張所に配置する高規格救急自動車について、2,814万円をもって千葉トヨタ自動車株式会社と購入契約を締結いたそうとするものでございます。
　議案第６号　消防ポンプ自動車の購入契約についてでございますが、志津南出張所に配置する消防ポンプ自動車について、2,719万5,000円をもって株式会社野口ポンプ製作所と購入契約を締結いたそうとするものでございます。
　以上、本臨時議会に提案いたしました議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、細部につきましては担当者から説明をいたさせますので、何とぞ慎重にご審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。

◎提案理由の細部の説明
〇議長（寺田一彦君）
　提案理由の細部の説明を求めます。
　次長、林田叔三君。
〇次長（林田叔三君）
　次長の林田叔三でございます。提案理由の細部について説明をさせていただきます。
　議案第１号は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでありますが、本組合の組織団体である旭市、海上郡海上町、同郡飯岡町及び香取郡干潟町が平成17年７月１日から廃置分合することにより廃止され、新たに旭市が設置されること及び当該廃置分合により平成17年６月30日をもって旭中央病院組合、東総塵芥処理組合、飯岡町、海上町学校給食組合及び旭市外三町消防組合が解散されることから、本組合の組織団体から削ることにより、千葉県市町村総合事務組合の規約の一部を改正することについて関係地方公共団体として協議を求められましたが、急施を要するため、地方自治法第292条の規定により、準用する同法第179条第１項の規定により平成17年５月17日付で専決処分しましたので、議会に報告し、承認を求めるものであります。
　続いて、議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律、危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令及び住宅用防災警報器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令並びに対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令がそれぞれ公布されました。その趣旨を受けまして、当組合の火災予防条例を改正いたそうとするものであります。改正内容でありますが、改正条例第１条は消防法及び危険物の規制に関する政令等の改正に伴うもので、第31条の５第１号で規定する指定数量未満の危険物の地下タンク貯蔵所に係る技術上の基準の改正で、危険物タンクを地盤面下に設置するに関し、危険物タンクの腐食保護を図るため、危険物タンクの外面に塗布する防食剤について、より有効な防食剤に改正するものであります。改正条例第２条は、産業開発の進展と地球温暖化防止対策及び大気汚染対策として、新たに燃料電池発電設備が開発され、対象火気設備等として位置づけられたことから、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する基準を定める省令の一部改正に伴い、所要の改正を図るものであります。燃料電池発電設備に関する位置、構造及び管理の基準について第８条の３に規定するものですが、燃料電池発電設備の構造上、水蒸気を発生させるためバーナーを有しているものについては、火を使用する設備に該当することから、現行の火災予防条例に規定する第３条の炉に関する基準及び第12条の内燃機関を原動力とする発電設備に関する基準のうち、燃料電池発電設備に必要な規定について、これを準用するものであります。準用する内容の主なものは、燃料電池発電設備の設置に関し、建築物及び可燃物等からの安全を確保するための離隔距離に関する事項並びに燃焼に必要とする空気の取り入れ及び有効な換気が得られる位置に設置する等の事項についてであります。また、家庭用燃料電池発電設備の普及促進を図ることから、出力が10キロワット未満で、異常発生時に自動的に運転を停止する装置を備えたものについては、建築物及び可燃物等からの離隔距離に関する事項並びに消防署への設置の届け出等を要しないこととしたものであります。改正条例第３条は、平成15年８月、三重県のごみ固形化燃料発電所で発生した爆発火災及び栃木県のタイヤ工場で発生した火災を受けまして、消防法の改正がなされました。これに伴い、指定数量未満の危険物及び指定可燃物等の取り扱いについて、貯蔵し、または取り扱い場所の位置、構造及び設備の技術上の基準の改正並びに再生資源燃料が指定可燃物の品名に追加されたこと、また、合成樹脂類の貯蔵、取り扱いに関する基準を新たに規定するため、所要の改正を図ろうとするものであります。再生資源燃料の貯蔵及び取り扱いの技術上の基準については、現行の規定する第34条の綿花類等の貯蔵及び取り扱いの技術上の基準に共通することから、これを適用することと規定するもの、再生資源燃料のうち廃棄物固形化燃料の貯蔵取り扱いについては、新たに第34条第１項第５号に規定し、当該燃料、その他の水分によって発熱または可燃性ガスの発生するおそれのあるものの対策として、適切な水分管理、適切な温度管理、適切な集積高とすること及び温度、可燃性ガス濃度の発熱の状況を常に監視するよう、適切な対応措置について規定するものであります。第34条第２項第４号は、廃棄物固形化燃料の発熱の状況を監視するための温度測定装置を設けること及び別表に定める数量の100倍以上の廃棄物固形化燃料をタンクにおいて貯蔵する場合は、当該タンクを迅速に排出できる構造または散水設備等の設置により、速やかに拡大防止が図れる措置を講じるよう規定するものであります。改正条例第４条は、住宅に住宅用防災警報器等の設置及び維持に対する基準を定めるものであります。近年の住宅火災による死者数は増加傾向にあり、特にその半数が65歳以上であることから、今後高齢化の進展により、さらに増加が予想されます。住宅火災による死者数は、建物火災による死者数の約９割を占め、このうち約７割が逃げおくれによるものであります。このような背景から、消防法が改正され、住宅火災から死者を低減するため、住宅に住宅用防災警報器等を設置及び維持について義務づけるもので、所要の整備を図ろうとするものであります。第１条の目的には、条文中に住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等について条文を追加し、第３条の２を新たに規定し、住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等について定めようとするものであります。第29条の２には、住宅の所有者、管理者または占有者に対する住宅用防災機器の設置及び維持について義務づけを規定するものであります。第29条の３は、住宅に設置する住宅用防災警報器の設置すべき住宅の部分及び位置に関する基準の細目について規定するものであります。第29条の４は、住宅に設置する住宅用防災報知設備の感知器について、設置すべき住宅の部分及び位置に関する基準の細目について規定するものであります。改正条例第５条は、第29条の５で、共同住宅における住宅用防災警報器等の設置免除に関する規定であります。特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令が制定されたことに伴い、共同住宅におけるスプリンクラー設備または自動火災報知設備が消防法の基準に基づいて設置され、これに係るスプリンクラーヘッドや感知器が住居内に設置されている場合は住宅用防災警報器等の設置及び維持について免除することと規定するものであります。施行期日につきましては、第１条については、地下タンク貯蔵所に係る技術上の基準の改正で、公布の日から、第２条については、燃料電池発電設備に関する位置、構造及び管理の基準の改正で、平成17年10月１日から、第３条については、再生資源燃料の貯蔵、取り扱いの技術上の基準の改正で、平成17年12月１日から、第４条については、住宅に設置する住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準を定めるもので、新築住宅については平成18年６月１日から、既存住宅については２年間の経過措置を経て平成20年６月１日から適用するもの、第５条については、共同住宅における住宅用防災機器の設置免除に関する規定で、平成19年４月１日からそれぞれ施行いたそうとするものであります。
　続いて、議案第３号から議案第６号までにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の第３条の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものであります。
　議案第３号は、水槽付消防ポンプ自動車の購入契約についてでありますが、角来出張所に配置します水槽付消防ポンプ自動車につきまして、去る６月22日、当消防本部におきまして、指名業者12社により競争入札を行いましたところ、4,079万2,500円で日本ドライケミカル株式会社が落札いたしました。よって、契約金額4,079万2,500円をもちまして、東京都品川区勝島一丁目５番21号、日本ドライケミカル株式会社、車両営業部長、馬場文彦と購入契約を締結いたそうとするものであります。
　議案第４号は、空気充填車の購入契約についてであります。佐倉消防署に配置します空気充填車につきまして、去る６月22日、当消防本部におきまして、指名業者12社により競争入札を行いましたところ、3,780万円で株式会社野口ポンプ製作所が落札いたしました。よって、契約金額3,780万円をもちまして、千葉市中央区椿森三丁目６番６号、株式会社野口ポンプ製作所、千葉営業所長、中田輝男と購入契約を締結いたそうとするものであります。
　議案第５号は、高規格救急自動車の購入契約についてでありますが、志津南出張所に配置します高規格救急自動車につきまして、去る６月22日、当消防本部におきまして、指名業者２社により競争入札を行いましたところ、2,814万円で千葉トヨタ自動車株式会社が落札いたしました。よって、契約金額2,814万円をもちまして、千葉市中央区登戸二丁目２番７号、千葉トヨタ自動車株式会社、代表取締役、麻生茂と購入契約を締結いたそうとするものであります。
　議案第６号は、消防ポンプ自動車の購入契約についてでありますが、志津南出張所に配置します消防ポンプ自動車につきまして、去る６月22日、当消防本部におきまして、指名業者12社により競争入札を行いましたところ、2,719万5,000円で株式会社野口ポンプ製作所が落札いたしました。よって、契約金額2,719万5,000円をもちまして、千葉市中央区椿森三丁目６番６号、株式会社野口ポンプ製作所、千葉営業所長、中田輝男と購入契約を締結いたそうとするものであります。
　なお、参考資料といたしまして、契約会社の会社概要、入札参加者の会社概要、開札調書を添付させていただきました。
　以上で提案理由の細部説明を終わらせていただきます。

◎議案第１号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第１号　専決処分の承認を求めることについての質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第１号　専決処分の承認を求めることについて採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第２号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第２号　佐倉市八街市酒々井町消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第３号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第３号　水槽付消防ポンプ自動車の購入契約について質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　臼井尚夫君。
〇１番（臼井尚夫君）
　議席１番の臼井尚夫であります。
　車両の購入につきまして、指名競争入札を行った理由をご説明いただきたいと思います。
〇議長（寺田一彦君）
　総務課長。
〇総務課長（原口貞男君）
　総務課長の原口貞男でございます。ただいまの臼井議員の質問にお答えいたします。
　契約方法につきましてですが、一般競争入札ではなく指名競争入札を採用しました理由でございますが、地方自治法施行令第167条第１項第２号関係で、救急車及び消防自動車の購入事業に関しましては、そのぎ装等、特殊な製造工程でありまして、業者が限定されてまいります。その中で、指名競争入札という形態をとらせていただきました。
　当消防組合の指名競争入札でございますけれども、当消防組合におきまして、審査委員会がございまして、その審査委員会の中で、車両の仕様に応じて、その運用実績とか、その会社の規模とか企業規模等につきまして総合的に判断しまして、指名をしております。指名業者につきましては、構成市町の入札参加者名簿等を参考にさせていただきまして、うちの方で選ばせていただいております。
　以上でございます。
〇議長（寺田一彦君）
　ほかに質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第３号　水槽付消防ポンプ自動車の購入契約について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第４号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第４号　空気充填車の購入契約について質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第４号　空気充填車の購入契約について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第５号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第５号　高規格救急自動車の購入契約について質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第５号　高規格救急自動車の購入契約について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎議案第６号の質疑、討論、採決
〇議長（寺田一彦君）
　議案第６号　消防ポンプ自動車の購入契約について質疑に入ります。
　質疑はございませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　質疑はなしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり）
〇議長（寺田一彦君）
　討論はなしと認め、討論を終結いたします。
　これより議案第６号　消防ポンプ自動車の購入契約について採決いたします。
　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
　　　　　　　　　　（起立全員）
〇議長（寺田一彦君）
　起立全員であります。
　よって、本案は原案のとおり可決されました。

◎一般質問
〇議長（寺田一彦君）
　日程第６、一般質問を行います。
　議席７番、小澤定明君の質問を許します。
  小澤定明君。
　　　　　　　　　　（７番　小澤定明君登壇）
〇７番（小澤定明君）
　議席７番の小澤でございます。
　先ほどより組合長を初め消防長より報告がなされましたが、私は危機管理についてご質問申し上げたいと思います。連合赤軍、浅間山荘事件などの対応を指揮いたしました初代の内閣安全保障室長も務めた佐々淳行氏は、危機管理という言葉の命名者として知られております。佐々氏は、ビジネスの場で簡単に活用できる危機管理の方法として、異状なし報告と念のため報告を挙げています。異状なし報告とは、上司から何かを尋ねられる前にこちらから異常のないことを伝える方法であります。小まめに報告に行くことで相手に安心感を与え、互いのチームワークを高めていくことに役立つと申します。念のため報告は、仕事中に起こったささいな出来事や、取引先やお客様との間で気になる点など、さほど重要ではないことでも上司に伝える方法、情報の共有化と危機の未然防止に役立ちます。相次ぐ企業等の不祥事は、倫理観のなさが原因の一つに挙げられていますが、同時に企業としての危機管理の不徹底も指摘されております。当組合消防の職場でも、日ごろから小まめに報告、連絡、相談を徹底して、危機管理能力を高めていきたいものです。ＪＲ福知山線の事故のように、報告するとペナルティーが厳しく、１秒、２秒のおくれでもペナルティーがあり、時間を取り戻すのにスピードを上げての事故でありました。当組合消防におきましても、いろいろなペナルティーがあるとは思いますが、報告義務を怠ったためであると思います。また、組合職員の違反の場合は警察から連絡があると聞いておりましたが、これもなされていなかったことであります。毎日のことであるため、マンネリ化してしまったと思いますが、勤務時の免許証の確認をしていなかったこと等々があります。ペナルティーが厳しい、厳しくないにしろ、起きてしまった違反、事故等を報告しなくてはならない職員の倫理観、責任感を向上させるよう、今後の指導、訓練をし、市民、町民の生命、財産を守る重要な任務でありますので、管理者側はもとより、職員は一層襟を正し、職を全うしていただきたいと思います。
　そこで、４点ほど質問申し上げます。一つ目に、違反時の報告はなされているのか、二つ目に、勤務時の免許証の確認はどうか、三つ目に、警察からの連絡、報告はなぜなかったのか、四つ目に、どのようなペナルティーがあるのか、この４点についての答弁をお願いしたいと思います。
〇議長（寺田一彦君）
　組合長、長谷川健一君。
　　　　　　　　　　（組合長　長谷川健一君登壇）
〇組合長（長谷川健一君）
　組合長の長谷川健一でございます。
　小澤議員から、職員の不祥事について、特に無免許運転についての質問の中の危機管理についてということで４点質問されました。１点目の違反時の報告はされなかったのか、２点目の勤務時の免許証の確認はどうか、３点目の警察からの連絡、報告はなかったのか、４点目の当消防組合ではどのようなペナルティーがあるのかというご質問でございますが、関連がございますので、一括して答弁をさせていただきます。」
　最初に、１点目の違反の報告についてでございますが、職員が一定以上の交通事故または違反をした場合、服務規程に基づいて、消防長への報告義務がありますが、今回の場合はその報告はなされていませんでした。
　次に、勤務時の免許証の確認についてでございますが、交代時点検における運転免許証の確認の実施について、消防長または統括安全運転管理者名により合計４回の通知を行い、その徹底を指導してまいりましたが、今回の非違行為が生じた所属においては、確認方法に問題があり、徹底が図られていなかったことが判明いたしました。そこで、従来の運転免許証の確認に健康状態を加えた新たな確認方法を策定し、６月６日から実施しております。再びこのような事態が生じないようにいたしたく努力する所存でございます。
　次に、３点目の警察からの連絡、報告についてでございますが、警察からの連絡がありませんでしたので、佐倉警察署に確認をいたしましたところ、警察から職場に連絡することはないとのことでございました。
　次に、消防組合のペナルティーについてでございますが、職員が一定以上の交通事故または交通違反を行った場合、地方公務員法、懲戒処分等の基準に関する規程及び交通事故に係る懲戒処分等の基準に関する規程により、分限・懲戒処分等審査委員会の審査、諮問に基づき、懲戒処分等を行います。今回の場合も、同委員会の審査、諮問に基づいた結果、残念ながら懲戒免職処分といたしました。また、この基準以下の交通事故または交通違反につきましては、各所属職員の団体責任として、各所属で決めたペナルティー等がございます。一例を申し上げますと、所属職員全員で行う管内の美化活動等がございます。
　以上、小澤議員の質問に対しまして答弁を申し上げましたが、今後なお一層危機管理意識の徹底と倫理の向上に努めさせ、住民の負託にこたえるよう努力いたしますので、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げ、答弁を終わります。
〇議長（寺田一彦君）
　小澤定明君。
〇７番（小澤定明君）
  私は、先ほど質問いたしました危機管理という言葉でございますが、異状なしという報告、連絡、相談、これをホウレンソウというそうでございまして、これを今後とも徹底していただきたい。報告、連絡を密にして、市民、町民の生命、財産を守る大事な任務でございますので、消防長を初め全職員の倫理向上にさらなる努力をお願いし、質問を終わらせていただきます。
〇議長（寺田一彦君）
　これにて小澤定明君の一般質問を終結いたします。

◎閉会の宣告
〇議長（寺田一彦君）
　以上をもちまして、平成17年７月佐倉市八街市酒々井町消防組合議会臨時会を閉会いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午後４時２５分）